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米モバイルテレビ市場、まだまだ参入の余地あり--MobiTV幹部が発言

2006/05/25 22:04
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 カリフォルニア州サンノゼ発--モバイルテレビ業界は依然として混沌としているかもしれない。同業界の幹部によると、この業界には、他の事業者が参入してくる余地がまだ十分にあるという。

 携帯電話事業者は、テレビ番組の取り扱いに大きな関心を寄せており、スポーツのハイライトシーンやコメディの一場面を電話端末に配信する方法を検討している。MobiTVの共同創業者兼最高業務責任者(COO)Paul Scanlan氏は米国時間5月24日、Mobile TVカンファレンスにおいて、MobiTVやModeo、QUALCOMM傘下のMediaFLO USAのような企業が提供するビデオサービスは携帯電話事業の売上増加に貢献するほか、こうしたサービスがあれば米西海岸のスポーツファンがMonday Night Footballのキックオフを見逃すことはなくなると述べた。

 携帯電話メーカーおよび通信事業者は長い間、モバイルテレビについて話し合ってきた。だが、ほとんどの携帯電話ユーザーは、いまだに電話で音楽ビデオやニュースクリップを利用していないのが現状だ。原因は、コンテンツ配信事業にあまりに多数の企業が参入し、それぞれが異なる技術を採用していることにある。MediaFLO USAはQUALCOMMの技術をベースにしている。その一方で、Modeoは自社ネットワークの構築に、PhilipsやTexas Instruments、Nokia、Motorolaなどの会社が支持するDVB-H規格を使用する予定だ。またIPWirelessは、既に通信事業者により採用されている周波数帯で機能する技術を開発した。

 このように、まだ初期段階にあるモバイルテレビ市場は、様々なアプローチが受け入れられるくらい大規模になっていると、Scanlan氏は述べた。同氏によると、MobiTVは複数の異なるネットワークプロバイダーおよびハードウェアメーカーと協力しながら何十種類ものデバイスやネットワークをサポートすることで、規格争いに伴う問題を回避したいと考えているという。

 しかし通信事業者が消費者にモバイルテレビを利用してもらいたいと真剣に考えているのなら、消費者がより簡単にサービスを選択できるように工夫し、操作性も高めなければならないと、同氏は述べる。

 モバイルテレビが家庭のテレビと似たものにならない限り、消費者の興味をひくことはできないと、MediaFLO USAのバイスプレジデントJason Kenagy氏は述べる。消費者はこれまで慣れ親しんできた方法でチャンネル選択や番組探しをしたがっているだろう、というのがMediaFLO USAの考えだ。しかし、これだけでは不十分で、2インチの小さなスクリーンに対応した映像を提供する必要があると、同氏は付け加えた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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