お使いのブラウザは最新版ではありません。最新のブラウザでご覧ください。

「検索キーワード購入は商標権侵害にはならず」:米連邦地裁、Geico裁判と矛盾する裁定

2006/04/03 16:12
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米連邦地方裁判所は先週、カナダの薬局が競合他社Merckのコレステロール低減剤「Zocor」の名称を使用した検索エンジンキーワードを購入したことに対し、この行為は商標権の侵害には当たらないとする裁定を下した。これは過去の判例に矛盾する裁定である。

 Merckは2005年、同社の商標である「Zocor」をウェブサイト上、または検索結果ページに広告付きリンクを表示させるためのキーワードとして使用したことが商標権侵害にあたるとして、複数のオンライン薬局を訴えた。同時に、これは商標価値の希釈化と虚偽広告にあたるとも主張した。

 ニューヨーク南地区連邦地方裁判所は米国時間3月30日、商標価値の希釈化と虚偽広告についての訴えは受け付けたが、キーワードの購入に関する商標権侵害についての訴えを退けた。

 この裁定は、Googleが自動車保険会社に「Geico」という言葉を広告キーワードとして販売したことを「商用目的の使用」とみなし、商標権の侵害とした判決と相反する。Geicoは2005年9月にGoogleと和解したが、Googleに対するほかの訴訟はまだ審理中である。

 裁判所は、Merck訴訟の判決に際しGeicoの判例について言及したが、その理由には同意せず、今回の「Merck対Mediplan Health Consulting」訴訟では、被告が「Zocor」というキーワードを購入したことには不当性が全く無く、このような言葉の使い方は商標の「使用」にはあたらないと説明した。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
個人情報保護方針
利用規約
訂正
広告について
運営会社