mixiに各種ニュースが読める新サービス--記事を見てそのまま日記を書く

別井貴志(編集部)2006年02月08日 14時28分

 ミクシィは2月8日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の「mixi」で、ニュースをきっかけにユーザー同士がコミュニケーションできる「mixiニュース」を開始した。

 mixiニュースは、国内外の経済や政治、海外、地域、スポーツ、エンターテインメント、ITなどのニュースを毎日mixi内に配信する。ニュース提供メディアは、ITmedia、RBB TODAY、Impress Watch、eiga.com、MTV JAPAN.COM、ゲンダイネット、産経新聞、CDジャーナル、時事通信ニュース、シブヤ経済新聞、nikkansports.com、VIBE、FLIXムービーサイト、Hotwired Japan、毎日新聞社、夕刊フジ、ヨコハマ経済新聞、六本木経済新聞の18媒体でスタートするが、今後増える予定だ。

 そして、配信された各ニュースについては、日記を書ける「ニュースにひとこと」機能がある。「日記を書く」をクリックすると、配信された個別のニュースについて日記が作成でき、同じニュースについて書かれた日記を一覧で見られる。また、配信されたニュースに関連したコミュニティも表示できる。このほか、興味を持っているカテゴリーのニュースだけを読める「カテゴリ設定」、各ニュースごとの閲覧数で算出した「mixiニュースランキング」、各ニュースあたりの日記数がランキング表示される「mixi日記ランキング」などもある。

 代表取締役の笠原健治氏はインタビューで「ニュース配信はずいぶん前から非常にユーザーからの要望が多く、検討を重ねてきた」と説明した。ミクシィでは検討にあたり、mixiユーザーの行動を調べてみたところ、多くのユーザーがニュースサイトの情報を元に日記を書いていることがわかった。そのため、ニュースをみてそのまま引用して日記を書くという一連の流れをmixi内で実現することにしたわけだ。

 笠原氏は「コミュニケーションのハブ的な役割ができるサービスを目指した。今後も、コミュニケーションを加速させ、新たな価値が生まれるような新サービスを追加していきたい」と語った。そして、ニュースのブックマークやRSSリーダーのような新機能も検討している。

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mixiニュースの画面。ニュースを読んで、そのまま日記を書ける。

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