タイトー、PtoPでリアルタイムに通信対戦できるEZアプリゲームを開発

 タイトーは1月25日、KDDI、沖縄セルラーが提供しているEZアプリ(BREW)対応携帯電話向けに、PtoP接続による高速リアルタイム通信対戦を実現した「パズルボブルONLINE!」を1月26日より配信すると発表した。

 パズルボブルONLINE!は、タイトーの人気パズルゲームシリーズである「パズルボブル」に通信対戦機能を持たせたBREW対応のゲームアプリ。最大の特徴は、PtoP接続による「リアルタイム高速対戦」だ。最初の対戦相手を見つける「マッチング」時だけサーバを使用し、それ以降はPtoP接続を利用することで、高速なリアルタイム対戦を実現した。従来のケータイ向け通信対戦ゲームは、対戦相手とのデータのやりとりでサーバを経由していたために、どうしてもタイムラグが発生していたが、PtoP接続を採用したパズルボブルONLINE!ではスムースで快適な通信対戦が実現した。また、サーバを介さないため、どんなにエンドユーザーが増えても、通信スピードが劣化することもないという。

 さらにパズルボブルONLINE!は、通信対戦をより楽しく演出する機能も充実している。対戦相手を見つける「マッチング」では、対戦相手をランダムに選択する「トニカク対戦!」や、実力の近い相手と対戦する「ランカー対戦!」、友達を呼び出して戦える「召喚対戦!」など多彩なマッチング方法を用意している。

 また、対戦相手同士がゲーム中や対戦終了後にチャットできるコミュニケーション機能も持つ。未知の相手との対戦時は定型文によるチャットと感情アイコンによるコミュニケーションを、既知の友達と対戦するときは制限無しでフリーチャットができる。フリーチャット機能は追加の有償オプションとなる。

なお、今回のパズルボブルONLINE!開発には、吉田鎌ヶ迫が独自に開発し、世界で初めて実用化に成功したケータイ用PtoPフレームワーク「Spear」が採用されている。

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