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ブログから生まれるNHKの新番組、小型放送機器でどこでも生中継

2005/12/07 23:08
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 NHKは2006年1月から、ブログを活用した情報番組「@ヒューマン」を開始する。編集会議をブログで公開して視聴者の意見を吸い上げるほか、ブログで話題になっているキーワードをランキングで紹介する。

 NHKがブログをつけるのは初めての試みだ。NHKのあり方が問われるなか、「20〜30代の現場の人間から生まれた企画。公共放送とは何かと考え、本当に必要とされている番組を作りたいと考えた」とメインキャスターを務めるNHKの島津有理子氏は話す。

メインキャスターの島津氏(中央)は1997年入局で「NHKでは30代でも若手」と苦笑い

 ブログでは寄せられる意見や情報を参考に取材を進め、編集会議のなかで出た議論はできる限りそのつど掲載するという。また、現在取材を進めているマンション等の耐震強度偽装問題では、実際に問題となったマンションの住人がつけていたブログをもとに取材を進めるなど、番組の材料となる情報の収集にも役立てているとのことだ。

 このほか、シーエーシーが開発した、ブログで話題となっている単語を抽出する「kizasi.jp」を使ってランキングを作成。これにより、世の中の動向や世間の関心を紹介するとしている。

IPエンコーダ「XVD」。あらかじめNHKのスタジオのIPアドレスが設定されており、左側にビデオカメラを、右側にLANをつなげば映像がスタジオに送られる仕組みだ

 ブログ以外のインターネット技術も番組制作に活用する。民生用のデジタルビデオカメラと小型のIPエンコーダを使って、無線LANがつながる場所ならどこからでも生中継ができるシステムを開発。このシステムが入ったバックパックを背負って、リポーターが全国から生中継する計画だ。通信にはWiMAXも活用するとしており、YOZANのネットワークを利用するものとみられる。

 番組では視聴者が送った写真をCGと合成して流す取り組みも進める。CGの作成はプロダクション・アイ・ジーが担当した。組み込む写真は毎週違うものにする。また、スタジオでも視聴者の写真やコメントをリアルタイムに表示させるという。

 番組は1月14日から開始され、毎週土曜日の午後10時58分から12時までの生放送となっている。

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