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ヤフーの検索エンジン更新に賛否両論

2005/07/25 11:16
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 Yahooは先週、同社の検索エンジンに、検索結果を向上させるための変更を加えたが、これに対して一部のウェブサイト運営者から不満の声が上がっている。

 Yahoo Searchの製品管理ディレクター、Tim Mayerによると、この検索エンジンのアップデートは、Yahooの検索インデックス中にある関連ウェブサイトの表示結果拡大を主に狙ったものだという。同社ではさらに、検索結果のランキングを判断する検索アルゴリズムも調整中だという。

 Mayerによると、米国時間20日に始まった今回のアップデート作業はまだ途中で、完了まであと1〜2週間かかるという。同氏はウェブサイトの運営者に対し、作業の完了を根気よく待つよう求めている。

 「われわれは、ユーザーに質の高い検索結果を保証しなくてはならない。ユーザーの使い勝手が格段に上がると思えるものは適切な作業だと思う」(Mayer)

 しかし、一部のウェブサイト運営者らはすでに、オンライン掲示板やブログで、今回の変更に対する懸念を表明している。また、検索結果のページに自分のサイトが表示されなくなったとの不満も一部で出ている。さらに、変更後の表示には違法サイトが氾濫しているとの苦情を述べる者もいる。

 Jason Baileyは新しい検索機能について、「スパムだらけだ。以前よりひどくて我慢ならない。その一方で、私が作成した素晴らしいサイトは2つとも削除されている。5月時点の検索結果に戻した方が良いのではないかと思う。これまでの2回の変更によって、(検索エンジンの結果表示ページは)スパム濫用者の天国と化し、多くの合法業者には大惨事となっている」とYahooのブログに書いている。

 WebmasterWorld.comの掲示板には、「これで(作業が)お仕舞いではないことを切に希望する。あまりに多くのスパムが混じるようになってしまった」という匿名の投稿者のコメントも見られる。

 しかし、今回の変更によってメリットを享受したという意見も多い。

 WebmasterWorld.comの掲示板には、「これまでの約6カ月間は、自分が更新した最新サイトのうち、わずか1つのホームページしか検索結果に表示されていなかったが、いまYahooを検索すると242件も表示される。素晴らしい!」とする別の匿名の書き込みもある。

 検索エンジンを利用して、タダでトラフィックを稼ぎ、利益を得ているウェブサイト運営者は数多く存在する。YahooやGoogleなどの検索エンジンが、検索結果を表示する順番を変えることは、こうしたウェブサイト運営者にとって死活問題で、そのために強い抗議を招く可能性もある。たとえば、WebmasterWorld.comの掲示板には、Yahooの今回の変更に関して153件ものコメントが寄せられており、スレッド全体のながさは16ページにも及んでいる。

 YahooのMayerは、これだけの量のコメントが書き込まれていることや、その口調が厳しいことについて、特に驚くことではないとしている。

 「われわれはウェブサイト運営者のコミュニティに注意を払っており、彼らとオープンな意見の交換をしようと努力している」と同氏は述べ、さらに「それでも、トラフィックが減れば、彼らは不平を口にするだろう」と付け加えた。

 Yahooは今年に入って、大規模なサーチエンジンの更新を3度行っている。同社はウェブサイトの運営者に対し、今年大幅な変更があることを同社のブログで告知し始めていたと、Mayerは述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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