フォトレポート:日本のSEMの将来はモバイルと情報選定に注目

奥 隆朗(編集部)2005年04月21日 00時41分

 2005年4月20日〜4月21日にかけて東京の有明にてSEM(Search Engine Marketing)専門の展示会「Search Engine Strategies Conference & Expo 2005 Japan」が開催されている。SEMは実際に顧客を購買に結びつけるための効果的なウェブマーケティング手法として、数年前から業界を問わず注目を集め始めている。そして現在では、検索結果にスポンサーリンクを表示するリスティング広告、サイトを最適化して検索結果の上位に位置させるSEO(Search Engine Optimization)共に、さまざまな手法が確立されてきている。

 今回は、展示会とセミナーが開催されたが、Googleやオーバチュアといったリスティング広告を展開する企業が今後の戦略を語る講演のほか、SEMコンサルティング企業が顧客企業のサイトを検索結果の上位にランクアップさせるノウハウを語る講演、そして各企業によるパネルディスカッションなどが展開されている。ここでは、出展各社の展示内容をレポートする。

Googleは、日本でのサービスを開始した同社のメールサービス「Gmail」のアカウント発行と、企業のイントラの検索を行うアプライアンスを展示。プラグ・アンド・プレイに近い状態で、イントラ内の各種情報を検索できるシステムが構築できるのが利点だという。

アウンコンサルティングでは、実際のコンサルタントがブースに並び、自社のコンサルティング内容を紹介している。日本のSEMの黎明期より、リスティング広告とSEMの両面から最適化を図れるサービスを展開してることでノウハウを蓄積しているのが強みだという。

自然言語ナビゲーションを得意とするJWordは、メーカー製のPCにプリンストールされることで、利用者を伸ばしてきた検索サービスだ。最近では、Yahoo! Japanとの提携により、検索結果が上位にランキングされることを積極的にアピールしていた。

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