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アマゾンとマイクロソフト、迷惑メール対策で「シアトル連合」結成

2004/09/29 11:36
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 Amazon.comとMicrosoftは米国時間28日、スパムやフィッシング、メールアドレス詐称などのインターネット犯罪を行ったとされる複数の個人を相手取り、共同で訴訟を起こして いくと発表した。

 両社は特に、Amazonのドメイン名を詐称したメールアドレスを使い、消費者に大量のスパムやフィッシングメールを送りつけた容疑者を重点的に告訴すると述べている。

 スパムやフィッシングメールは両社の顧客にとっても大きな迷惑になっているが、両社はこうしたメールが無くなることを望んでいると語った。このために両社は、各々のもつ影響力を合わせて行使していくとしており、同時に将来の犯罪行為防止に役立つと思われる障壁技術のテストにも共同で取り組んでいくという。

 両社が27日に提起した訴訟の被告には、Gold Disk Canadaと呼ばれる組織も含まれている。この組織は、数百万通ものスパムメールを送信した容疑で告訴されており、その中にはAmazonや、Microsoftの無償電子メールサービスであるHotmail.comのドメインから送信されたように偽装したメッセージも含まれていた。両社は、シアトルの米連邦地裁に提起した訴訟で、カナダのキッチナーを拠点にするこの組織がMicrosoftのHotmailサービスを悪用してAmazonのドメイン名を捏造した、と主張している。この組織は被告のBarry Headと、EricおよびMatthewという被告の2人の息子が運営しているとされる。

 Gold Disk Canadaからコメントを得ることはできなかった。キッチナーの電話帳に、Gold Disk Canadaの連絡先も、いずれの被告人の連絡先もなかった。

 Amazonは、Microsoftとの共同訴訟に加えて、ほかにもシアトルのキング郡上級裁判所に3件の訴訟を起こしたことを明らかにした。これらは、同社の顧客に対する詐欺行為を狙ったフィッシング機構の考案に関与したとされる不特定の被告人を相手取ったもの。Microsoftも同様に、Amazonがスパム関連の容疑で2003年8月に告訴した複数の被告人を相手取って訴訟を起こしている。

 Microsoftはそのうちの1件で、過去にも告訴したことのあるシカゴ在住のスパム濫用者、Leonid Radvinskyと、同被告が運営するActivsoftおよびCybertaniaの両社を告訴した。その裁判では、Amazonから送信されたかのように装うものも含め、Radvinskyが数百万通もの虚偽メールをHotmailの顧客に送信したとされている。

 Radvinskyからコメントを得ることはできなかった。Leonid Radvinsky、Activsoft、およびCybertaniaも、シカゴの電話帳に連絡先の記載はなかった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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