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「アップルのiPod戦略はフェアじゃない」--ヴァージンが提訴

2004/08/06 12:26
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 フランスのVirgin Megaオンラインミュージックストアは、Apple ComputerがiPodで採用するコピー防止技術のライセンス供与を拒否していることについて、それが競争を阻害するとして同社を提訴した。

 この訴訟は6月にフランス競争評議会に提起されたもので、Appleが米証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書の一部として、ほかの複数の訴訟案件と共に、米国時間5日に公表された。

 同報告書によると、Virginグループ傘下の同オンラインストアは、裁判の争点に対する判決が出るのを待つ間、不特定の各種「暫定措置」を模索しているという。Appleは報告書の中で、この請求に関する聴聞会が10月あるいは11月に予定されている、と述べている。

 Appleの関係者はVirgin論争の詳細に関するコメントを控えている。Virginの関係者からも直後にコメントを得ることはできなかった。

 RealNetworksを筆頭とする多数のメディア関連企業は、ほかのデジタル音楽サービスで購入した音楽ファイルを、AppleのiPodプレイヤーに転送できるよう、同社のDRM技術「FairPlay」の公開を求めている。FairPlayは楽曲を無制限に複製できないようにするものだが、それと同時にほかのコピー防止技術を使った楽曲をiPodで再生できないようにもしている。

 Appleは他社に同ソフトウェアを公開することを拒否している。ところが、RealNetworksが先月になって「Harmony」をリリースしてきた。これは、Realのオンライン音楽ダウンロードサービスから購入した楽曲をiPodに転送して再生可能にする、FairPlay互換のコピー防止ソフトウェアだと同社は説明している。

 AppleはこのRealの動きを、ハッキングに等しい行為だと非難し、今後のiPod用ソフトウェアのアップデート時には、いつでもRealのアプローチを無効にできると警告した。

 AppleはSECへの報告書の中で、Rendezvousの商標を巡るTibcoとの訴訟や、Apple PowerBookで利用されているキーボードの発光技術を巡るものなど、これ以外に数件の和解を行ったと説明している。どちらの和解も決算への具体的な影響はないと同社は述べ、その詳細は明らかにしていない。

 Appleの関係者は、Tibcoとの和解の影響や、Appleが引き続き「Rendezvous」という名称を使うかどうかについてはコメントを差し控えた。

 同報告書によると、Appleはs来年登場する次期Mac OS X「Tiger」の開発関連で、500万ドル相当の研究開発費を見込んでいるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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