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「すべてのページでグーグル検索とアドセンス広告を」:グーグル、新機能を説明

藤本京子(CNET Japan編集部) 2004/06/23 20:20

 「ネット上のすべてのページに検索ボックスを」--これは、グーグルが昨年7月に日本でも提供をはじめた「Googleフリー検索」で実現したことだ。Googleフリー検索は、ウェブサイトの運営者がグーグルの検索ボックスを自分のホームページ上に設けることができるもの。これにAdSenseプログラムを組み合わせたサービスの提供が先週グーグルより開始された。

 「大手ポータルサイトが導入していた検索と広告のサービスを、すべてのサイト運営者が使えるようになる」と、グーグルにて開催されたプレス向け説明会でGoogleビジネスプロダクトマネージャーのリチャード・チェン氏は説明する。

Googleビジネスプロダクトマネージャー リチャード・チェン氏

 これまでのフリー検索サービスでは、サイト運営者が自由に検索サービスを自らのサイト上で展開できたものの、AdSenseによる広告の売上はすべてグーグルのものとなっていた。今回のサービスは、この広告による利益をサイト運営者と分け合おうというものだ。サイト運営者は、AdSenseの登録ページでサイトを登録し、認証を受けたのち数行のコードをコピーして貼り付けるだけで、自らのサイトに検索ボックスを設置することができる。

 ただ、グーグルは大手ポータルサイトに検索サービスを提供する際、1検索ごとに料金を徴収している。新サービスでは、ポータルサイトと同様にサイト運営者にも検索利用料がかかることになるが、広告がクリックされた回数との相殺となるため、実質的には検索料は無料。広告がクリックされない場合も課金が発生することはなく、フリー検索サービスが無料で提供されていた場合と同じ状況となる。

 同サービスの利点についてチェン氏は、「検索可能なサイトが増え、インターネットユーザーはどのサイトからでも情報検索ができるようになる。またサイトオーナーは検索機能をサイト内に簡単に設置することができ、広告収入を拡大することもできる。もちろん、グーグルにとっても広告収入が増えるわけだ」と述べる。

 検索結果ページは、それぞれのサイトのイメージに合わせて色やロゴなどをカスタマイズすることが可能だ。また、サイト運営者は、URLフィルタ機能で表示させたくない広告を登録し、競合企業などの広告を表示しないよう設定することもできる。

検索結果をサイト運営者が絞り込める機能も

 また同社は、現在英語版のみだが、Site-Flavored Google Searchという機能も提供開始した。これは、サイト運営者が自らのサイト内容やユーザーの好みに沿った検索結果を提供できるよう、ターゲットを絞り込める機能だ。Site-Flavored Google Searchでは、アート、健康、音楽、スポーツ、サイエンスといったカテゴリー別にチェックボックスが用意されており、サイト運営者がそのチェックボックスを選んだ時点で自動的にカスタマイズされた検索ボックスのソースコードが生成される。それを自らのサイトに置くことで、カテゴリーに近い検索結果が得られるようになる。この機能は、昨年同社が買収したKaltixの技術が生かされているという。

 この機能はGoogle Labsでベータ版として提供されており、日本語対応は未定。同社ではフィードバックを得て改善を加え、今後の検索サービスに反映させたいとしている。

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