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リアルCEO、アップルにiPodのオープン化を熱心に訴える

2004/03/24 10:11
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 アリゾナ州スコッツデール発-RealNetworksのCEO(最高経営責任者)Rob Glaserは、Apple ComputerのSteve Jobsに向けて、iPodをオープンにしないと、同社の音楽ビジネスがダメになるというメッセージを送った。

 Glaserは23日、当地で開催中の「PC Forum」で行われたパネルディスカッションに参加したが、このなかで同氏は、Appleが消費者に対して自社のiTunesサイトから楽曲購入を強いるファイルフォーマットを採用していることで、自らの首を絞めていると述べた(なお、News.comを運営するCNET Networksは先週、PC Forumを主催するEDventuresを買収している)。

 iPodミュージックプレーヤーはほかの音楽フォーマットをサポートせず、Appleも自社独自のフォーマットをライバルにライセンスしていないことから、RealのRhapsodyをはじめとする各音楽販売サイトでは、iPodユーザーによる利用が難しくなっている。

 「このようなことを続ければ、Appleの(市場)シェアは低下するだろう。現在iPodに保存する曲はiTunesから購入するしかない」(Glaser)

 デジタル音楽分野でAppleと提携したHewlett-Packard(HP)は、このようなやり方を変えられる立場にあると同氏は述べている。

 「『合法的な音楽のダウンロード販売を普及させたという点では素晴らしい仕事をしたが、しかしこのままでは、Appleのマーケットシェアが(コンピュータ並みに)一桁台に落ち込むか、もしくはこの市場の発展が鈍化するかのいずれかだ』ということを、Steveに伝える良いチャンスだ」(Glaser)

 Glaserは、「iPodを買っても、買い物をする場所が1カ所しかない。まるで旧ソ連ではないか」という不満が顧客から出るだろうと予言した。

 Glaserとともにパネルディスカッションに参加したHPのCTO(最高技術責任者)Shane Robisonは、常にあらゆる問題に関する話し合いが行われているとし、これを巧みにかわした。

 Glaserはさらに、欧州の規制当局がMicrosoftによるWindowsへのソフトウェアバンドルの規制に乗り出したことを賞賛した。競合するメディアプレーヤーを開発するRealは、マイクロソフトのこうした商慣習の影響を直接受けてきている。

 なお、Microsoftはメジャーリーグ(MLB)と契約を結び、自社ネットワークで試合の生中継を音声およびビデオ配信することになった。MLBはこれまでRealNetworksと提携していた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向け に編集したものです。

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