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米ヤフーCEO:「いつの日にか、広告抜きのYahooも」

2004/02/27 11:22
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 カリフォルニア州サンタクララ発--オンライン広告から収入の大部分を得ているYahooだが、同社最高経営責任者(CEO)のTerry Semelは、将来広告抜きのバージョンも提供する可能性があると語った。

 Commonwealth Clubが主催したあるイベントで、Yahoo共同創業者のJerry Yangとともに講演を行ったSemelは、同社の契約者向け有料ビジネスで、追加特典として広告抜きのバージョンを提供することもあり得ると述べた。

 「そのうちに、広告抜きでサービスを提供する機会も出てくると考えている」とSemelの同イベントのなかで語った。

 Semelは具体的な事柄については何も明らかにせず、またYahooの契約者向け有料サービスには、広告抜きでのサービス提供を正当化するのに十分な数のユーザーがまだ集まっていない点を指摘した。同氏はまた、Yahooがサイト全体で広告抜きのバージョンを提供するかどうかについても詳しくは語らなかったが、個別のビジネスについては検討が進んでいると述べた。

 「有料サービスの契約者が増えるのに合わせて、我々のほうでも広告抜きで提供できる何らかのビジネスを考慮すべきだと思う」(Semel)

 Yahooのサイトから広告が消えるという可能性は、「オンライン広告といえばYahoo」というほどの存在感を持つ同社の現状からの決別を意味するものとなるだろう。実際に、Yahooの盛衰は広告市場の浮沈と軌を一にしており、ドットコムブームの最盛時にあたる2000年には合わせて11億ドルの売上高を記録したものの、その後2001年にオンライン広告市場が崩壊した時には売上が7億1740万ドルまで落ち込んでいる。

 それ以降、同社はビジネスの多角化を試み、有料のサービスを展開して、2001年から合わせて数百万人の契約者を集めてきている。同社ではまた、Overture Servicesの買収を通じて、有料検索広告からも利益を得るようになった。そして、2003年には売上高が過去最高の16億ドルに達したが、その多くはOverture経由の商用検索の成長によるものだった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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