NECネクサ、2万人規模でも利用可能なグループスケジュールソフト

 NECネクサソリューションズ(松本秀雄社長)は12月11日、RDBベースのオープン・プラットフォームへの対応を拡大し、2万人規模での利用を可能とした「予約&スケジューラ for Web Ver4」を販売開始した。

 「予約&スケジューラ」は、Notes/Domino版として、6万ライセンスの出荷実績をもつグループスケジュールソフトで、組織やグループメンバーの日程調整、会議室・設備の予約を総合的に管理することができる。

 今回、新たにWebによる分散処理とRDBへの対応を図ることで、IBMの「DB2」や、マイクロソフトの「SQL Server」でのシステム構築を可能とし、2万人以上の大規模利用も可能となった。これによって、複数の部門・地区を統合した組織全体でのスケジュール・マネージメントを実現する。

 主な特徴は、

  1. J2EEベースのアプリケーションとして、ブラウザから利用可能
  1. ユーザーからの要望を積極的に取り入れ、細部の操作性を改善し、定期予約機能でのブッキング調整、空き時間検索での検索条件設定など約20項目の機能強化を実施
  1. グループ管理機能では、共通のグループと個人のグループを作成でき、人だけでなく会議室や設備を管理することも可能
  1. Web/APサーバーでのロードバランシングや規模に応じたRDB選択によって、数万人規模での集中管理も可能
  1. Lotus Domino版からのスムーズな移行を実現
  1. 同社が提供するEIPソリューション「PowerPortal Solution」との連携を実現

 ――など。

 価格は、サーバーライセンスが1CPUあたり20万円(RDB対応版)、およびクライアントライセンスは1000ライセンス以上で1ライセンスあたり3000円。

 販売にあたっては、IBMソフトウェアの新しい流通制度「VAD/VAP」制度による協業体制をとっていく予定。あわせて、ソフトバンクBBの流通網経由での販路拡大を行い、Domino対応版とあわせ、今後1年間で4万ライセンス以上の販売を見込んでいる。

 なお、04年3月末までの期間限定で、既存の「予約&スケジューラ」を導入しているユーザー向けの特別価格を設定したトレードアップキャンペーンを実施する。

NECネクサソリューションズ

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