オペラ、Mac OSと同時にアップデート

 Opera SoftwareはPantherに歩調をあわせている。

 8月19日(米国時間)に、独立系ブラウザ企業のノルウェーのOpera Softwareは次世代のMacintosh OS(コードネーム:Panther)に対応したOpera 6.03を発表した。

 6月のMacworld Expoで発表されたPantherは、今年デビューすると予想されている。また、Mac OS X 10.3の名でも知られているように、PantherはUnixベースのOSであるMac OS Xのアップグレード版だ。

 前バージョンのJaguarのように、PantherにはAppleの独自ブラウザSafariが同梱されていると予想される。1月のSafariの発表はApple自身によるブラウザ市場への参入ということでMac版のブラウザ市場に衝撃を与えた。OperaもMac版の開発から撤退を検討したが、その後、撤退案を取りやめた。しかし、MicrosoftはSafariが出現したためMac用のブラウザの開発を中断すると発表している。

 6.03のアップデートがPantherより前に発表されたが、OperaのMac版のスケジュールはまだMicrosoft Windows版に比べてかなり遅れている。Operaは今年後半にMacユーザーにリライトバージョンであるバージョン7を提供することを約束している。一方、Windows用のバージョン7は去年に発表されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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