コービスジャパン、国内非営利団体を対象に「100万ドル画像寄付プログラム」応募受付開始

 デジタル画像のライセンス販売を行う米国コービス社の日本法人、コービスジャパンは、コービスが全世界で展開中の「100万ドル画像寄付プログラム」の一環として、日本の非営利団体(NPO)を対象に写真使用権を無償提供するプログラムを開始すると発表した。

 「100万ドル画像寄付プログラム」は、全世界のNPOに対し100万ドル(約1億2千万円)相当の写真使用権を無償で提供するもの。米国では、すでにこのプログラムのもと、公共広告機構などのNPO向けに、写真使用権の無償提供を開始しているという。

 「100万ドル画像寄付プログラム」は、世界で最も古く、最も多くの写真画像を有するコレクションの一つで、1995年にコービスが販売権を取得した「ベットマン・アーカイブ」の創設者、オットー・ベットマンの生誕100周年を記念して行われる。このプログラムに応募し、寄付の対象として認められたNPOは、約1,100万点の画像を有するベットマン・アーカイブの中から、20世紀を代表する史実や著名人などの画像を使用できる。

 コービスジャパンは日本のNPOを対象に、このプロジェクトへの応募を受け付ける。応募期間は、2003年7月9日〜12月末日だが、全世界で寄付金額が100万ドルに達した時点で、プロジェクトは終了する。写真の使用目的は、NPOの非営利目的の活動(パンフレット/広告/ブックレット作成など)のみを対象としている。

 今回のプロジェクトについて、コービスジャパン代表取締役の木内美保氏は、「ベットマン・アーカイブに含まれる数々の写真を、その創設者の生誕100周年という機会を使って、より多くの皆さんにご紹介できることを大変うれしく思います。また、コレクションの価値ある写真を活用していただくことが、さまざまな社会貢献活動を展開しているNPOの活動支援につながることを願っております」と語っている。

コービスジャパン

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