米国でネットオークション詐欺撲滅キャンペーンが開始

 米連邦取引委員会(Federal Trade Commission:FTC)と米国29の州は、ネットオークションでの詐欺行為を撲滅するキャンペーンに乗り出した。FTCの調査結果では、2002年の被害件数は51,000件、被害総額は3,700万ドルに上るなど、インターネット関連の犯罪でトップになっている。現在のところ、各州では必要な証拠を十分に集められていないなど、摘発に結びつかないのが実情だ。FTCでは、eBayなどのサイトで販売者同士の格付けを行なうことなどを働きかけるとともに、消費者にはサイトの利用上の注意をよく読むように呼びかけている。被害にあった場合の専用相談窓口も開設した。

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