医療関連機関ネットワーク化の取り組みに遅れ

 各医療関連機関が患者の個人情報を保護し、やりとりする仕組みを用意するという法案が、4月14日(米国時間)に実行に移された。この法案は1996年に連邦法によって規定されたもので、HIPAA(Health Insurance Portability and Accounting Act)と呼ばれている。HIPAAの元、患者は医療機関にアクセスして自身のカルテを参照したり、保険会社や医療機関と電子的にデータをやりとりすることが可能になる。

 しかし、実際に締め切りに間に合った医療機関はほとんどないといわれている。その仕組みの複雑さから、これまでも導入に遅れをもたらしていた。医療コンサルティング会社PMSCOのSherry Miglioreは、「過去に多くの仕様追加が行われたため、多くの関係者は目標に追い付いていないのが現状だ」と話す。

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