シャープは4月4日、2003年3月期(2002年4月1日〜2003年3月31日)の業績について、純利益が中間期決算時に公表していた数字より下回る見込みと発表した。連結ベースの純利益は、50億円減額の320億円、単独ベースでは70億円減額の280億円となる見込み。
シャープでは、「株式市況の急激な悪化から、銀行株式を中心に保有投資有価証券の売却損・評価損が約296億円あり、これにより特別損失が発生する」と説明する。
ただし、営業利益と経常利益はともに前回予測を上回る見通し。これは液晶カラーテレビや携帯電話などの主力商品が好調に推移したこと、液晶やICなどのデバイスも堅調な推移が見られることなどが要因。連結ベースでは、営業利益が先の予測値より10%、経常利益は同19.1%増加する。単独ベースでは営業利益が同11.1%、経常利益が同14.3%増加すると見込む。
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