FujiSankei Business i.
2006/12/22 11:42
関東の私鉄やバス会社が新たに発行するIC乗車券「PASMO(パスモ)」と、JR東日本のが発行する「Suica(スイカ)」の相互利用が、2007年3月18日のパスモのサービス開始と同時に可能となる。これにより、一枚のIC乗車券で首都圏のJRや私鉄、地下鉄、バスなどが利用できるようになる。
当初は、鉄道27事業者、バス32事業者で利用可能で、その後、鉄道30事業者、バス76事業者の計106事業者に拡大する。これまで首都圏で鉄道やバスを乗り継ぐには、JR東日本のスイカと私鉄が発行する「パスネットカード」、バス会社が発行する「バス共通カード」を用意する必要があった。両者は昨年、IC乗車券の相互利用の開始を表明。その後、サービス実現に向けた機器やシステム仕様の統一作業を進めてきた。
21日、東京都千代田区のホテルニューオータニで会見したJR東日本の小縣方樹常務は「あらゆる可能性を考え、機器動作の確認や運賃判定検証といった膨大な作業を行い、システムの信頼性やセキュリティー向上を徹底してきた」と述べ、新サービスのシステムの信頼性の高さを強調した。
パスモは、私鉄やバス会社がIC乗車券の運用などについて協議するために組織する「PASMO協議会」が設立した株式会社「パスモ」が発行する。07年度末までに500万枚。09年度末までに800万枚の発行を目指す。現在利用されている私鉄の共通乗車券「パスネット」やバス共通カードは、パスモの普及状況を見極めながら廃止を検討する。
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