最終更新時刻:2009年11月12日(木) 12時44分

マイクロソフト、3つめの「Windows Vista」プレビュー版を公開

Joris Evers(CNET News.com)

2005/12/20 13:03  

 Microsoftは米国時間19日、「Windows Vista」の新たなプレビュー版をリリースした。このプレビュー版では、数多くのセキュリティ機能が追加され、パフォーマンスやユーザーインターフェースも改良されている。

 同製品は、Vistaの開発者用プレビュー版(Community Technology Preview:CTP)の3番目となるもの。Vistaは「Windows XP」の後継オペレーティングシステム(OS)で、2006年末までにリリースされる予定だ。プレビュー版を提供することで、従来どおりにベータ版を公開するよりも短期間で同新OSに対するフィードバックを得られると、Microsoftは述べている。

 同社のWindows Clientグループ担当シニアディレクターShanen Boettcherは米国時間19日、マスコミとの電話会議で、「これまでもWindowsの先行リリース版を発表してきたが、現在はかつてないほどすぐれたフィードバックを持続的に得られている」と話した。

 最新のテスト版は、技術テスター約50万人に対して利用可能になっており、このなかにはMicrosoftのMSDNや開発者プログラムTechNetのメンバーも含まれている。

 今回のプレビューには以下を含む新機能が多数搭載されており、そのうち数件はセキュリティ分野に関連している。

  • Windows AntiSpyware」がアップデートされ、「Windows Defender」となった。Windows Defenderは、Windows PCをスパイウェアやrootkitなどの脅威から保護する機能で、悪質なソフトウェアの検知/削除機能が改良されている。Microsoftによれば、Vistaに適したシンプルなユーザーインターフェースを新たに実装したという。
  • コンピュータを紛失したり盗まれたりした際、そのデータを保護するための「BitLocker Drive Encryption」が搭載された。BitLocker Drive Encryptionは、暗号鍵やパスワード、デジタル認証などを安全に保管できる完全なディスク暗号化機能で、「Trusted Platform Module(TPM)」と呼ばれるチップと連係するよう設計されている。
  • リムーバブルストレージデバイスの細かな統制が可能であることから、システム管理者は、USBフラッシュメモリや外付けハードドライブなどの無断利用を集約的に管理/阻止できるようになった。企業の知的財産や機密性の高い情報が、侵害されたり盗まれたりするのを防ぐ働きをする。
  • 子どものコンピュータ利用を制限/監視できる、ペアレンタルコントロールが搭載されている。利用時間を設定したり、閲覧できるウェブサイトを制限したり、コンピュータ利用に関するレポートを生成したりすることが可能になった。

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