Colin Barker(ZDNet UK)
2005/11/24 16:43
Gartner Groupは、Microsoftの次期オペレーティングシステム(OS)「Windows Vista」への乗り換え時期について、2度目のレポートを発表した。今回の発表によると、いまだにWindows 2000を使っている組織は、発売後すぐにでもVistaに移行すべきだという。
Gartnerは先頃、「企業ユーザーはMicrosoftのWindows Vistaに慌てて乗り換えるべきではなく、2008年までは慎重な態度を取った方がよい」とのレポートを発表したばかりだった(関連記事)。
同社は、Windows Vistaに関する2度目のレポートを発表した理由について、前回の内容が「誤解されているケースが散見された」としている。同社では前回のレポートを修正していないものの、(新しいレポートのなかで)2008年にVistaを導入したい企業は、それまでに膨大な量の作業をしなければならないと警告している。
GartnerのバイスプレジデントMike Silverは「システム移行は一朝一夕でできるものではない。法人がVistaを導入しようと思えば、その発売後にアプリケーションのテストを行ったり、独立系のベンダーに新OSのサポートを依頼したり、イメージをビルドしたり、パイロット試験を行ったりすることが必要になる。この作業を完了するまでに、ほとんどの企業では18カ月程度かかるだろう。2008年までVistaに関心を示さなかった組織は、新OSの導入が2010年以降になる」と述べている。
またSilverは「新しい調査レポートは、1回目のレポートに取って代わるものではない。新レポートでは、Windows Vistaに盛り込まれる機能については言及していない。われわれは、前回のアドバイスや推薦事項を修正したわけではない」と付け加えた。
なお、Gartnerが描いたVista導入スケジュールは、同OSを2008年には稼働し始めたいと考える企業を対象にしている。
Gartnerは、「Microsoft Windows Vistaクライアントに注目すべき/注目すべきでない10の理由」と題された1回目のレポートで、Microsoftのプラットフォーム戦略の弱点を強調した。1回目のレポートには、Vistaの改良点の大半はセキュリティに関したもので、そうした機能のほとんどが「今日ではサードパーティ製品で代用できる」と書かれている。
同社によると、Vistaには先行するWindows XPに比べて「付加的かつ革新的な改良が施されている」が、XPユーザーは「多様性を意識的に確保する戦略」--すなわち、 Vistaは新しいマシンにインストールするべきで、それも2008年まで準備期間をとったほうがよいという。
問題は、Windows 2000のユーザーだとGartnerは述べる。「Windows 2000を利用している企業は、MicrosoftがWindows Vistaの製造工程向けリリースを発表したら、すぐにでもシステム移行の準備にとりかかるべきだ。これらの企業はWindows Vistaが発売される前までに、重要なアプリケーションについてベンダーと話し合い、サポートスケジュールを立案するべきだ」
同社のアナリストらは、Windows 2000の導入企業に移行を勧める理由を次のように述べている。「ほとんどのアプリケーションは、最新版ではWindows 2000をサポートしない。また、MicrosoftによるWindows 2000の延長サポートが2010年半ばまでになっていることにも留意が必要だ」(同レポート)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
SaaS:あなたはもうこのバズワードを無視できない
S・ジョブズ氏の健康問題--アップルは詳細を公表すべきか
アップルが進める「製品の移行」--CFOの発言をめぐる憶測
「ニコニコ動画を日本のインフラにする」--夏野氏がニコニコ動画に参画した理由
ゲームソフト会社から見たiPhoneの魅力--「ここまで整ったプラットフォームは世界初」
データマイニングを取り巻くツールに自動化の流れ
ゲーム市場の台風の目と期待されるカプコン
オリンパス、第1四半期決算好調観測--円安も追い風に
DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」
原宿で野宿を含む15時間 - iPhone行列完全ドキュメント
「失われた10年」からの回復は、どういう課題を残したか?
AMD、Atom対抗製品は当面なし
パブリックコメントは国民に知られていなかった( 2 )
Google ツールバーの PageRank、数日以内に更新予定
Google Lively試してみました(クリボウの部屋へ行く)。
iPhoneの影で馬鹿売れしているみたい
動画配信の影響なのかインターネット部門が「終了」
Googleというネットの巨大なメディアに支配される脅威
コレクティブストアというマーケットプレース
フォトレポート:分解、アップル「iPhone 3G」
ちょっと変わった「iPhone」向けアプリケーション10種
契約してわかった、iPhoneのさまざまな注意事項
フォトレポート:米陸軍が表彰した2007年の技術
30日間、完全無防備でインターネットを利用したらどうなる?--マカフィーが実験
フォトレポート:ゲーム見本市「E3 2008」--MS、任天堂、ソニーなど主要プレスカンファレンス
[レビュー]高い信頼性を普通に使う地球に優しい電源ユニット--Antec EarthWattsシリーズ EA-650
オンリーワンの個性を極めた超薄型テレビ--日立 Wooo UTシリーズ
[レビュー]“この手があったか”と思わせるパワーユーザーも納得のPCオンデマンド--「VALUESTAR G タイプR Luiモデル」+「Lui RN」詳細レビュー
[レビュー]テレビを持ち歩ける最強ツール--ソニー、Blu-rayレコーダー「BDZ-A70」
今週の新製品総チェック:ソニー「VAIO」が新キーワードを発表、ビクターからはYouTube対応ビデオカメラ
[レビュー]ネットワーク対応の高機能デジタルフォトフレーム--ソニー「Canvas Online CP1」
15時間の行列で手に入れたiPhone 3Gファーストインプレッション--ソフトバンクモバイル「iPhone 3G」
今週の新製品総チェック:まさにiPhone一色の1週間、ついに店頭発売へ
北京を見逃すな!--2008年夏、今買うべき「薄型テレビ」メンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。