最終更新時刻:2010年2月10日(水) 18時56分

スタバ全店に電子マネー、コーヒー代はネットで

FujiSankei Business i.

2005/05/02 08:54  

毎朝飲むスタバのコーヒーをネットで前払い。
 NTTコミュニケーションズ(NTTコム、東京都千代田区)は、現金やクレジットカードを使わずに決済ができる電子マネーを、スターバックスコーヒージャパン(東京都渋谷区)の全国558店(4月末現在)全店で5月中旬から利用できるようにする。

 NTTコムがインターネットを利用した電子商取引向けに流通させてきた「ちょコム」という電子マネーの仕組みを使う。ネットやコンビニエンスストアの店頭で事前に利用額分を購入しておけば、スタバの店舗に現金をもっていかなくても済む。

 「ちょコム」を“リアル”な店舗で利用できるようにしたのは初めて。NTTコムは、手数料の収入増を見込む。

 JR東日本の電子乗車券「Suica(スイカ)」と同じく前払い型の電子マネーだが、「ちょコム」はネット上の仮想の“貯金箱”にためる方式で、専用カードがないのが特徴だ。

 スタバの店で利用するには、スターバックスが発行しているプリペイドカード「スターバックスカード」を持ち、ネットで「ちょコム」の利用登録をすることが必要。ためた「ちょコム」を、パソコンや携帯電話からインターネットを通じて「スターバックスカード」向けの貯金箱に入金する。

 この「スターバックスカード」をスタバ店舗に持っていき、支払い時に提示。店員が店舗にある専用端末にカードを差し込むと、料金分をネット上から引き落とすという流れ。「ちょコム」から「スターバックスカード」への入金は300円を一口として上限は3万円となる。

 「ちょコム」を利用すれば、これまでのように、スタバの店頭で現金を支払って、プリペイドカードの利用額の枠を購入する必要がなくなる。「スターバックスカード」の発行数は2005年3月末で約130万枚。スターバックスは、カードの入金手段を広げて利便性を高め売り上げ増につなげる。

【ちょコム】
 NTTコム独自の電子マネーで、貨幣価値データの管理をインターネットを通じて行う。ネット内に仮想の“貯金箱”を設置して、ここから支払う仕組み。貯金箱への入金は、クレジットカードやインターネット銀行決済、大手コンビニエンスストアの店頭などから可能。他人への譲渡や現金化も行える。楽天市場などネット上の約2500店で利用できる。利用登録者は数十万人。

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