2003/07/08 08:35
米Advanced Micro Devices(AMD)はデスクトップおよびノートパソコン用次世代チップを9月22日にリリースする予定だ。同社が誤って公開した内部文書によって明らかになった。
7日(米国時間)に大量送信された電子メールで偶然に公となったAMDのプレスリリース・スケジュールには、デスクトップ用Athlon64と、ノートパソコン用Athlon64-Mの発売日が記されていた。
AMDにとってAthlon64は、企業向けパソコン市場に進出する、かつてない最良のチャンスだ。同チップには、統合メモリコントローラが搭載されるなど、数々の性能強化が図られている。
さらにAthlon64は、現在のデスクトップで利用されている32ビットソフトウェアと、ハイエンドのワークステーションやサーバで使われている64ビットソフトウェアの両方を稼動できる。米Intelのデスクトップ用チップには、後者を稼動する機能がない。64ビット・デスクトップは、32ビット・デスクトップよりも多くのメモリを活用できる特徴がある。AMDの幹部らは、64ビット・デスクトップは当初は比較的珍しいかもしれないと認めつつも、熱狂的ゲームファンや口コミによって、64ビットデスクトップの人気に弾みがつくだろうと述べている。
AMDは相変わらず、赤字とシェア喪失に苦しんでいる。1986年末から今年第1四半期までのAMDの累積純利益は、株式大量売却による株価急落や買収費用などを含めて約2億2100万ドルで、これはIntelの3週間毎の利益とほぼ同額だ。また今年第2四半期も、赤字となる見込みである。
AMDは両チップの発売日についてのコメントは避けたが、文書は内部向けのファイルで、誤って外部に公開してしまったものであることを認めた。
この文書には、他にも興味深い情報が含まれていた。同文書によると、AMDは中国のある組織と共同で、世界最速のスーパーコンピュータを構築していることを、今夏発表する見込みである。また世界有数の研究組織であるドイツのMax Planck Instituteも、Athlonベースのコンピュータを使用しているという。
また同文書によると、新OpteronチップのOpteron 246は、8月4日発売予定だという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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