放送コンテンツなどの権利獲得や処理、配信などを行うテレビ東京ブロードバンド(TXBB)は9月12日、モバイルソリューション事業を本格的に展開していくと発表した。同社は、テレビ東京や日本経済新聞社などが出資し、2001年3月に設立された。
モバイルソリューションの第1弾として、NTTドコモのiモードやKDDIのEZweb、ボーダフォンのVodafone live!の各公式サイトに対応したモバイルサイト構築システムを開発した。同社では、「これまで培ってきたノウハウを活かし、モバイルコンテンツを効率よく、そして安価に提供できることを目的に開発した」としている。
このシステムを利用すれば、1つのXHTMLソースから主要3キャリアのサービス用ページを自動生成できる。また、画像生成ツールにより、1つの画像から機種ごとに異なる規格に対応した画像も生成する。モバイルサイト構築システムの初期費用は300万円から、月額運用費は15万円からとなっている。
TXBBでは、自社で運営するモバイルサイトにこのシステムを導入したことで、運用費を低減できたとして具体例を挙げている。「アニメ待受サイト」の場合にシステム導入前に比べて月間の運用費が55%減少した。同様に、「キャラクター待受サイト」の場合も50%減少したという。
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