アドビとリコー、PDFベースの文書管理ソリューションで技術/販売協力

ニューズフロント2005年01月24日 16時42分

 アドビ システムズとリコーは、Adobe Acrobat 7.0 Standard日本語版と文書管理システムRidoc Document Systemの導入拡大と電子文書法対応を目指し、技術開発と販売活動で協業する。両社が1月24日に明らかにしたもの。

 リコーは、オフィス生産性向上が目的のドキュメントソリューションを推進しており、PDF活用をベースにした提案を強化している。アドビは、国内市場における販売チャネルの強化やソリューション提案力の強化を図り、Adobe Acrobat 7.0 Standard日本語版の拡販を目指している。「この協業は、これら両社のニーズが合致したことによる」(両社)

 協業合意に基づき、リコーは、Ridoc Document System、デジタル複合機imagio NeoシリーズやレーザープリンタIPSiOシリーズなどの入出力機器と、Adobe Acrobat 7.0 Standard日本語版とを組み合わせ、ドキュメントソリューションとしての提供を強化する。「特に、官公庁、地方自治体、大手企業向けの販売展開を強める」(両社)としている。さらに、リコー販売会社のアドビ認定エキスパート取得者数を、2005年度末までに150名に増やす計画。

 アドビから技術開発面の協力も得て、Ridoc Document SystemとAcrobatのシームレスな機能連携を実現し、「新たな付加価値を備え、より操作性が高く使い勝手のよい商品を企画/開発し、顧客に提供する」(両社)

 一方、アドビは、Adobe Acrobat 7.0日本語版の導入促進に向け、最適なソリューション提供のための技術支援および販売支援を行う。

 協業により、リコーは2005年度の販売目標を、Ridoc Document System用ポータルソフトウェアRidocDesk 2000が10万ライセンス、Adobe Acrobat 7.0 Standard日本語版が20万ライセンスとする。

アドビ システムズのプレスリリース
リコー

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