スクウェアは2月19日、同社と米Electronic Arts(EA)との間で締結している国内と米国の子会社に関する合弁契約を、3月末日をもって解消すると発表した。
スクウェアとEAは1998年5月、両社合弁により、Square Electronic Arts L.L.C.(持分比率はスクウェアが70%、EAは30%)を米国ロサンゼルスに、エレクトロニック・アーツ・スクウェア(持分比率はスクウェアが30%、EAは70%)を東京に設立していた。
今回の契約解消によって、スクウェアは米国合弁事業のEA保有持分を買い取る。一方EAはエレクトロニック・アーツ・スクウェアのスクウェア保有持分を買い取る。いずれの合弁事業も設立当初の目的をすでに達成しており、そのことが今回の契約解消の理由であるという。
Square Electronic Arts L.L.C.はスクウェア製ゲームソフトの北米販売を手がける会社。エレクトロニック・アーツ・スクウェアはEA製ゲームソフトの日本市場向け移植などを手がける会社である。
なおスクウェアの北米展開については、今後も同社米国子会社のSquare Softを中心に積極的に展開していくという。ちなみにスクウェアとエニックスが4月1日に合併することから、Square Softの社名は同日付けで「Square Enix U.S.A., INC.」となる。
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