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IBM、クラウドストレージ分野に進出
IBMが、企業向けにデータ保管用のプライベートクラウドを提供する、同社初となるクラウドベースのストレージ製品「Smart Business Storage Cloud」を発売した。
同製品は米国時間10月6日、ボストンで開催されたIBM主催のInformation Infrastructure Analyst Summitで初披露され、これを補完する情報アーカイブ構築製品、ならびにこの2つの製品をサポートするコンサルティングサービスも同時に発表された。現在公開されているのはテストバージョンで、数週間後にフルバージョンをリリースする予定だと、IBMでは述べている。
クラウドコンピューティングは、多数のCPUを単一のコンピューティングエンジンとして稼働させ、必要に応じて規模が調節可能なコンピューティングリソースとして提供するものだ。最もよく知られているクラウドサービスは、AmazonやGoogleなどの企業が提供するパブリッククラウドだが、IBMはこれまでプライベートクラウドに力を注ぎ、クラウドコンピューティングのメリットを各企業の独自インフラで実現することを目指してきた。
IBMは、今回の発表で、「Smart Business」製品シリーズを拡大して企業向けのストレージ用パブリッククラウドを開始する予定についても触れたが、リリース時期や価格については明らかにしなかった。
「当社は引き続き、企業仕様のストレージ用パブリッククラウドを含め、この分野の製品ラインアップを構築していく。このパブリッククラウドは、フレキシブルな消費モデルとセルフサービス式のユーザーインターフェースで提供され、エンドユーザーはクラウド技術が使われていることを全く意識することなく使用できる」とIBMは声明で述べている。
IBMは6月に、同じく「Smart Business」というブランド名で、開発およびサービスのテスト支援に主眼を置いた複数のクラウド製品を発表している。
IBMによると、6日に発表されたプライベートクラウドのSmart Business Storage Cloudは、数ペタバイト規模のストレージ容量が設定可能で、数十億のファイルを扱えるという。同製品は、分散共有ファイルシステムの「General Parallel File System」(GPFS)やストレージシステムの「IBM XIV Storage System」、ブレードサーバアーキテクチャの「BladeCenter」など、同社のさまざまな技術をベースとしている。同製品はグローバルにアドレス可能な単一のネームスペースで提供され、クライアントがすでに使用しているセキュリティおよび認証用インフラと連動するよう設計されている。
さらに同製品は、顧客が必要に応じて簡単にデータをクラウドに書き込んだり、クラウドから読み出したりできるように、標準的なファイルアクセスプロトコルを複数サポートしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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