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より高性能でも低価格!OLPCが「XO」ノートPCの次期モデル開発へ

文:Dan Ackerman(CNET News.com) 翻訳校正:湯木進悟 2008/05/21 07:58

 「Asus Eee PC」や「HP 2133 Mini-Note」などの、いわゆる”ネットブック”スタイルのノートPCへの注目が非常に高まってきているが、そもそもこのすべての始まりは、One Laptop Per Child(OLPC)プロジェクトと、その創設者であるNicholas Negroponte氏が夢見た、あらゆる子どもたちの手に1人1台の低価格「XO」ノートPCを届けるという構想が発端となっていることは忘れられがちである。

 当初のXOは、出荷遅れ、値上げ、期待外れなどの要因で、実際の製品よりも、その与えたインパクトの大きさで記憶されることになってしまった。しかしながら、たとえIntelの「Classmate PC」や、Eee PCが市場に数多く出回り、より話題を博しているとしても、このままOLPCが終わってしまうと考えるのは早計である。

 OLPCは、次世代のXOノートPCの開発に取り組んでいることを明らかにしており、新たな「XO 2.0」の詳細と、非常に興味をそそる数枚の写真を公表した。最も興味深いのは、伝統的なキーボードとモニタの組み合わせではなく、デュアルタッチスクリーンが採用されている点だろう。広報写真は、少しSFまがいのデザインに見えなくもないが、(ちょうど初代XOの当初のデザインモックアップにも似ている)最終的に完成する製品は、おそらくはより一般的なデザインに仕上がることだろう。

 公式プレスリリースでは、新たなOLPCのノートPCが、初期モデルよりも改善を実現したとする、以下のような分野が挙げられている。

  • コスト削減--2005年前半に最初に掲げられていたXOノートPCの販売目標価格は、100ドルであった。いまだにこの目標には達していないものの(現在のXOの価格は188ドル)、OLPCが、さらに低価格の75ドルという目標達成を目指さねばならないことは明白である。ディスプレイ、プロセッサ、他のハードウェアおよびソフトウェアテクノロジの新開発を進めることで、将来的には75ドルの目標価格の達成が可能になりそうだ。
  • 低消費電力--初代XOノートPC(2〜4W)は、すでに一般的なノートPC(20〜40W)に必要とされる消費電力と比較して、ちょうど10分の1の消費電力に抑えられているものの、XO 2.0では、さらに1Wまで消費電力量が下げられる。これは、電気が不足していたり、全く電気がなかったりする、遠隔地や田舎に住む子どもたちにとっては、重要な点である。消費電力量を下げることで、子どもたちが手回し式のハンドルや他の手動メカニズムによって発電に取り組む時間を減らすことも可能になるだろう。
XO 2.0画像 提供:OLPC

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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