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マイクロソフト、「Live Mesh」サービスをベータ公開

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:ラテックス・インターナショナル、編集部 2008/04/23 15:59

UPDATE  Microsoftは米国時間4月22日夜、「Live Mesh」サービスを公開した。この製品を通して、同社Chief Software ArchitectのRay Ozzie氏がこの数カ月、何に取り組んできたかを垣間みることができる。

 Live Meshは、主にファイル共有およびフォルダ同期サービスとして機能し、簡単にリモートからPCにアクセスするための手段を提供してくれる。さらに、Microsoftベースのデバイスがその他大勢的な存在でしかない市場において、同社が抜きん出るための最新の試みでもある。

 既報の通り、22日に公開されたバージョンは、Microsoftが考える広範囲なサービスに比べると、明らかに限定的な内容になっている。さまざまなデバイスとシームレスに接続する方法と言われているが、現在のところ、同期が可能なデバイスはWindows PCだけとなっている(ただし、MacとWindows Mobile端末のサポートは間近と言われている)。今回の公開は、約1万人のテスターを対象としたクローズドベータとなっている。Microsoftは、より多くの人が今後参加できるようにし、より多くの人を対象としたベータを秋のProfessional Developer Conference近くで開始する予定だと述べる。

 今後数カ月においてMicrosoftは、Live Meshを同社の考える製品に近づけたいとしている。つまり、ユーザーが使用する主なデバイスすべてを接続し、重要なデータを最新に保ち、オンラインとデスクトップのアプリケーションの境界を感じさせなくする製品を目指している。予定が順調に進めば、より多くのデバイスとテスターのサポートが近々実現するだろう。

 Live Meshは基本的にはOzzie氏が古くから抱いていた構想であり、コラボレーションや同期の重視など、そのテーマはOzzie氏が開発した「Lotus Notes」の時代にまでさかのぼる。その中心的な概念は非常に魅力的である。つまり、すべてのデータはユーザーが必要とする場所に置かれ、常に自動的に最新の状態に維持されるべき、ということだ。

 しかし、Microsoftのアプローチには大きな将来性もあるが、危険性も潜んでいる。同社は以前にも壮大なビジョンを描き出しながら、結局は技術的な課題や顧客の懸念のために途中で挫折したことがある(前者の例は「Longhorn」や「Cairo」、後者の例は「Hailstorm」や「Smart Tags」)。Meshについて懸念される1つの問題点は、ユーザーが認証のためにMicrosoftのLive IDを使用しなければならない点である。ただし同社は将来的にはOpenIDをサポートできるかどうかを模索しているとも述べている。

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