マイクロソフト、エンタープライズ検索ツールを無償提供へ - (page 2)

文:Ina Fried (CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2007年11月07日 11時10分

 Spataro氏によると、この新製品は特に新興企業を対象としたものであり、新興企業の製品は価格が高すぎる場合が多く、ユーザーの大部分は利益を得ることができないという。

 「技術は申し分ないと考えている」とSpataro氏は言う。「今までの問題は、それらがすべて封じ込められていたことだ」

 これまでしばらくの間、Microsoftはエンタープライズ検索の分野でGoogleと戦うと宣言してきた。Googleは10月、「ソーシャル」検索が可能なエンタープライズ検索アプライアンスのアップデートを導入した。

 Fast Search & Transferは声明で、Microsoftの動きに「支持する」と述べている。

 「本日の発表は、われわれFastが以前から承知していたことの正当性をあらためて確認するものである。それは、検索が検索ボックスを越えてエンタープライズのインフラストラクチャの重要な部分になったということだ」とFastでシニアバイスプレジデント兼グローバル戦略チーフを務めるZia Zaman氏は述べる。「これによってウェブ検索とエントリレベルのエンタープライズ検索で成功しているGoogleは、小中規模企業の市場で支配権を維持しようと躍起になっているMicrosoftと戦わざるを得なくなった。Microsoftは、企業が生産性を大幅に向上させて情報資産を有効に活用するための検索ツールとコラボレーションツールのすばらしいポートフォリオを開発してきた」

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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