「声」で解錠する声紋認証入退室システム、アドバンスト・メディアが発売

鳴海淳義(編集部)2007年05月07日 20時53分

 アドバンスト・メディアは5月2日、音声認識技術を活用した声紋認証入退室システム「AmiVoice Guard」を発売した。同システムを導入することで、声を鍵にドアの解錠ができるようになる。

 AmiVoice Guardは声紋認証システムAmiVoice Mobile Verificationをオフィス向けに応用した製品。声が鍵になるため機材に触れる必要がない、両手が塞がっている場合でも利用できるなどといった長所があり、特に病院や向上などでの利用を想定しているという。

 声紋認証は個人の体調により変動するが、本人が誤って拒否される確率と他人が誤って受け入れられる確率は、本人しかわからないキーワードと組み合わせることで低下させることができるとしている。

 価格はドア1枚当たり約60万円から。電気鍵、設置料、カスタマイズ料などは別途料金となる。アドバンスト・メディアは初年度20ユーザーの導入を目指す。

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