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OpenDNS、ブラウザ用キーワードショートカットをリリース

2007/04/23 21:02
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 サンフランシスコにある新興企業OpenDNSが米国時間4月23日、新しいタイプのウェブ閲覧ツールを提供開始した。カスタマイズ可能なキーワードショートカットだ。

 同ツールを用いると、お気に入りのウェブサイトを表すキーワードを作成できる。たとえばハイテクのガジェットが好きな人なら、CNET News.comの姉妹サイトCraveに「ガジェット」という言葉を結びつければいい。それ以後は、ブラウザのアドレスバーに「ガジェット」と入力するだけでCraveのサイトに行ける。

 OpenDNSの最高経営責任者(CEO)David Ulevitch氏は、「『OpenDNS』のショートカットは、アドレスバーを再び有用なものにしようという意図で設計された」と話す。同サービスを利用するには、無料アカウントを作成して、OpenDNSが使えるようにコンピュータを設定しなければならない。

 OpenDNSは、現行のドメインネームサーバ(DNSサーバ)を置き換えることで機能する。ドメインネームサーバとは、たとえば「CNET.com」などの文字列で表現するドメイン名と、数字で表現するIP アドレス「216.239.113.101」を相互変換するシステムサーバのことだ。OpenDNSによると、同社のツールを使うと迅速に目的のサイトに到達でき、たとえば「.com」を「.cmo」と打ち間違えていても自動修正してくれるほか、フィッシング詐欺のサイトもブロックしてくれるという。OpenDNSは現在Yahooと提携して、アドレスの入力ミスがあった場合に表示されるページに広告が掲載されるようにして売り上げに結びつけている。

 キーワードからウェブサイトにリダイレクトするという発想自体は必ずしも新しいものではない。RealNamesは、Microsoftと提携して事業を進めようとした。しかし同社は、膨大な資金を費やした末、2002年に事業を閉鎖した。

 また、ブラウザにキーワードを加えることもすでに可能だ。「Firefox」では、「dict」の後にキーワードを入力すると検索ができる(アドレスバーに「dict ニュース」などと打ち込んでみるとよくわかる)。ダウンロードして利用できるキーワードショートカットのリストを提供しているサイトもある。

 無料のFirefox用アドオン「OpenBook」は、キーワードの柔軟性が格段に高い。また、Webブラウザの「Opera」にも類似した機能がある。

 言い換えると、インターネットのヘビーユーザーはすでに、ウェブサイトを指し示すキーワードという選択肢を数多く手にしているということだ。しかしOpenDNSの利点は、複数のコンピュータを同時に設定できるということだ。したがって企業や大学のネットワーク管理者は、全ネットワークの人事関連部門に「hr」(human resources)のようなわかりやすい文字を割り当てておく、ということができる。

 OpenDNSのサービスのもう1つの利点は、「Internet Explorer」のようにアドオンが利用できない可能性のあるブラウザ上でも機能することだ。というのも、同サービスはドメインネームシステムの一部になっているからだ。また、Ulevitch氏は電話で、OpenDNSのショートカットは「Treo」などのモバイル機器でも(デスクトップパソコンと同様に)動作し、ドメインネームサーバが利用できるように設定できる、と付け加えた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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