NTTコムなど、情報家電とネットの認証連携を検証

 NTTコミュニケーションズとNTTレゾナントは、大画面テレビなどのデジタルAV機器からウェブサイトや動画の閲覧、ネットショッピングなどのサービスを利用する際、複数の認証方式を連携させることで、使いやすさとセキュリティを両立させるシステムを開発し、2月24日から基礎検証を実施する。

 検証時期は、2月24日より3月まで。「goo」で提供中の、ネットを介した健康管理・健康増進支援サービス「gooヘルスケア」をデジタルAV機器から利用するにあたり、サービスごとに求められるセキュリティレベルに応じた認証を行う。

 具体的には、「健康管理サービスの利用は、機器認証と利用者認証により、家族など限られた範囲内で閲覧可能である認証」、「健康増進支援サービスの利用は、機器認証と生体認証により、本人のみ閲覧可能である認証」――など。

 それぞれ、情報家電の機器認証技術と、利用者認証や生体認証の連携による、情報家電サービスの受容性・操作性・利便性と、情報家電を用いた健康管理・健康増進支援サービスの受容性・操作性・利便性などが検証項目となる。

 今回の検証実験にあたり、NTTコムが情報家電の機器認証および、各種高度認証を実現する制御システムの開発と提供を、NTTレゾナントがgooヘルスケアにおける、ネットワークを介した健康管理・健康増進支援サービスコンテンツの提供を担う。

イメージ図 今回の実験のイメージ
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