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ID管理のHigginsとBandit、MSの「Windows CardSpace」と連係可能へ

2007/01/29 21:06
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 ID管理サービスを開発しているオープンソースプロジェクト「Higgins」と「Bandit」は、Microsoftの新しいID管理システムとの連係が可能になることを、開発における重要な契機と捉えている。

 HigginsおよびBanditの推進者たちは、米国時間2月5日から9日にかけてサンフランシスコで開催される「RSA Conference 2007」において、ID管理用アプリケーションの初期バージョンを発表する予定だ。これはオープンソースの認証サービスで、Microsoftの「Windows CardSpace」と相互運用でき、Novellの商用製品「Novell Access Manager」を介してLiberty Allianceの仕様に準じたIDの統合が可能になるという。

 Novellの著名な技術者Dale Olds氏は取材に答えて、「大事なのは、オープンソースのコンポーネントを利用してこれらID管理用のシステムや製品を統合できるという点だ」と語った。NovellはHigginsプロジェクトの参加企業で、Banditプロジェクトを創設したのもNovellだ。両プロジェクトとも、2006年に発足した。

 Higginsは、以前は「InfoCard」という名前で知られていたMicrosoftのCardSpaceに対抗するオープンソース側の取り組みとして発表された。その目的は、ユーザーがオンラインでビジネスをする際に、IDデータをもっと自分自身で管理できるようにすることだ。しかし同プロジェクトでは、インターネット上で利用されているさまざまなID管理システムとの相互運用性を提供することも約束している。

 一方Banditの目的は、企業であれ消費者であれ、オンライン取引においてIDデータを使用するサービスのために、オープンソースコンポーネント一式を作成することだ。また、Liberty Allianceは、今ではかなり廃れたMicrosoftのユーザー認証システム「Passport」に対抗して、オンラインのID認証を統合する標準規格を策定するために、2001年に結成された。

 HigginsプロジェクトはNovellやIBMからの支援を受けている。同プロジェクトに携わる人々は、「Higgins Trust Framework」と呼ばれるアプリケーションの最初のバージョンを2007年の夏に発表しようと計画している。HigginsのプロジェクトリーダーであるMary Ruddy氏によると、今回RSA Conferenceで発表を予定している、Windows CardSpaceとの相互運用性は、その実現に向けての大きな一歩だという。

 HigginsおよびBanditの関係者たちによれば、来週発表されるアプリケーションの初期バージョンでは、複数のデジタルIDを保存した「I-Card」を用いてウェブサイトやオンラインサービスにアクセスできるという。これはMicrosoftが新OS「Windows Vista」に搭載するCardSpaceに関してよく使う説明と同じだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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