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欧州委員会がオープンソースのリソースサイトを拡張

2006/10/13 19:43
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 欧州委員会が、オープンソースのコードやアプリケーションを共有するための、公的機関向けのリソースサイトを立ち上げる。

 Open Source Observatory and Repository(OSOR)という、面白みに欠ける名称のこのサイトは、オープンソースプロジェクトに対する投資からのリターン増大と、アプリケーションの相互運用性向上を目的としている。

 OSORが対象とするのは公的部門に限られている。国や地方の政府機関による同様のプロジェクトが欧州連合(EU)内に多数あることから、OSORは成功すると欧州委員会は考えている。

 OSORは、欧州委員会が現在開設しているオープンソース関連のポータルページ、Open Source Observatoryを拡張することになる。

 主に追加されるのは、ソースやオブジェクトコードの保管場所と、アプリケーション、ライセンス、および契約資料に関する情報だ。

 EUの電子政府サービス部門であるIDABCのトップで、今回のプロジェクトの立役者の1人であるKarel De Vriendt氏は、「新設されるOSORは、加盟国間でのソフトウェアの共同管理を加速させるツールとして支持されるだろう」と話す。

 しかし、OSORの成功の見通しについて、それほど楽観的でない声も出ている。

 コンサルティング企業netprojectのオーナーであるEddie Bleasdale氏は、次のように述べている。「オープンソースプロジェクトのソースコードを政府主導で管理する必要があるのか、私は疑問に思う。『SourceForgeではいけないのか?』というのが私の見方だ。必要なツールはSourceForgeにそろっている」

 また、Googleの提供するGoogle Codeも、プログラマーがソフトウェアのプロジェクトをホストできる場所で、やはりリソースとして使える。

 Google Codeでは、欧州委員会が推進しようとしているのとほぼ同じかたちでディスカッションができる。ただし、Google Codeがホストするプロジェクトは、オープンソースのライセンスに完全に従っているわけではない。

 OSORは、Unisys、Maastricht Economic Research Institute on Innovation and Technology(MERIT)、ベルギーのコンサルタント企業であるGOPA-Cartermill、およびスペインのレイ・ファン・カルロス大学が、欧州委員会と契約して運営にあたる。

 OSORは2006年中にフォーマットを決定し、2007年後半にサービス提供を開始する予定だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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