ヨドバシカメラ、国内初の全店で接触ICクレジットカード対応POSを導入

 ヨドバシカメラ(藤沢昭和社長)は10月10日、三井住友カード(月原紘一社長)と提携し、ヨドバシカメラ全店、19店舗で接触型ICクレジットカードに対応したPOSシステムを、07年2月をめどに導入すると発表した。国内の家電量販店で接触型ICクレジットカードに対応したPOSシステムを構築するのは初めて。

 ヨドバシカメラが導入する接触型ICカードは、国際標準であるEMVに準拠したICクレジットカードと端末のICカードに対応。VISA、MasterCard、JCBのICクレジットカードが利用できる。

 接触型ICチップ搭載のクレジットカードは、磁気カードよりも変造や解析が難しく、偽造が困難で高度なセキュリティを確保できるのがメリット。海外では、特にフランス・イギリスなどの欧州を中心に、ICカードへの対応が進んでおり、イギリスでは9割のクレジット端末がICカードに対応している。アジアでもマレーシアや台湾では9割以上がICカードに対応しているという。

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