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FSF、トーバルズ氏などからのGPLv3への批判に反論

2006/09/27 20:02
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 広く普及している「GNU General Public License(GPL)」の次期バージョンに追加予定の新しい条項については、最近になって複数の著名Linuxプログラマーたちが強く異議を唱えているが、これに対し、新条項を提案したFree Software Foundation(FSF)も反論を試みている。

 FSFは、米国時間9月25日に発表したニュースリリースの中で、貢献度の高いLinuxカーネルプログラマー10人がGPLバージョン3(GPLv3)のドラフトに対して22日に行った批判について、「inaccurate information(不正確な情報)」だと記している。また、GPLv3を統括しているFSFの弁護士Eben Moglen氏は26日、自身のブログにおいて、批判をしているプログラマーたちに対し、自分の意見を主張するだけでなく、他人の意見にも耳を傾けるよう求めた。

 「Linuxカーネルの開発に携わっている同僚、同胞に対し、わたしは尊敬の念以外にいかなる感情も持っていない。どうか、今行われている話し合いに参加して、たとえ自分と異なっていても、他の人の意見に耳を傾け、多くの関係者が深い懸念を抱いている問題について、コミュニティが最適な選択ができるよう支援してほしい」と、Moglen氏はブログの中で述べている。

 22日には、Linuxを率いるLinus Torvalds氏が貢献度の高いLinux開発者29人を対象に調査を行ったところ、実に28人がGPLv3に真っ向から反対するTorvalds氏と意見を同じくしていると答えたことが明らかになった。また、その中の10人は、現在のGPLv3のドラフトを批判し、FSFにドラフトを撤回するよう求めるポジションペーパーを発表している。

 反対派のLinuxカーネルプログラマーたちは、GPLv3のドラフトをハードウェアメーカーに対して不適切な規制を課すものだと非難している。一方、FSFは、ハードウェアメーカーがGPLソフトウェアの自由な扱いをユーザーに許さず、自分たちだけがその自由な性質から利益を得るようなことがあってはならないと主張している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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