マイクロソフト、ブラウザベースのOffice 2007第2ベータ版を公開

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:尾本香里、河部恭紀(編集部)2006年06月27日 09時38分

 ベータ版をマシンにインストールしたり、従来のバージョンと入れ替えたりすることなく、Officeの新バージョンを試用する方法を、Microsoftがユーザーに提供しようとしている。

 Microsoftは米国時間6月26日、ウェブ上で利用できる新しいOfficeのテスト版「2007 Microsoft Office system Beta 2」を無償公開した

 同社によれば、これまで250万人以上のユーザーが5月にリリースされたOffice 2007の第2ベータ版をダウンロードしたという。

 「オンラインテスト版の提供により、ユーザーはいっそう容易にOffice 2007の機能を体験できるようになった」とMicrosoftは述べている。

 次期Officeは、ユーザーインターフェースが大きく変わり、XMLベースのファイルフォーマットが採用されるなど、従来版からの大きな改善が図られている。

 MicrosoftのBusiness Divisionでプレジデントを務めるJeff Raikes氏は23日に実施されたインタビューで「Office 2007の開発は予定通り、年内に大企業向けに出荷される予定だ」と述べている。MicrosoftはOffice 2007とWindows Vistaの一般販売を2007年1月に延期しているが、Vistaのリリースはさらに遅れるのではないかとの憶測が流れている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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