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AMDがデュアルコアプロセッサ「Turion 64 X2」をリリース

2006/05/17 21:31
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 Advanced Micro Devices(AMD)は米国時間5月17日、「Turion 64 X2」デュアルコアプロセッサを予定どおりリリースした。これで、AMDはノートPC市場も含めた各分野でデュアルコア化を進めたことになる。

 TurionプロセッサはAMDが開発した初めてのノートPC専用プロセッサで、今回リリースされたTurion 64 X2はそれをデュアルコア化したものだ、とAMDのモバイルマーケティングマネージャーであるMatt Mazzantini氏は述べた。Hewlett-PackardやGateway、Acerなどが数週間以内にTurion 64 X2搭載ノートPCを発売する予定だという。

 AMDはこの1年間、デスクトップ市場とサーバ市場でIntelを脅かし続け、ノートPC市場でも躍進してきたが、モバイル市場ではIntelが性能とブランド力で優位を保ってきた。動作周波数が同じなら、Turion 64 X2デュアルコアプロセッサは性能面でIntelの「Core Duo」チップにひけをとらないと思う、とMazzantini氏は言う。

 だが、AMDのTurion 64 X2とIntelのCore Duoには違いもある。Turion 64 X2はAMDのほかのデュアルコアチップと同様に、メモリコントローラを内蔵し、各コアごとにキャッシュメモリを搭載している。また、Turion 64 X2は、16日に発表されたAMDの新しいアーキテクチャを採用し、DDR2メモリをサポートしている。

 ノートPC市場では、動作速度以上に消費電力が重視されるとも言える。AMDによるとTurion 64 X2の最大消費電力は少し高めだが、作業の合間のスリープ状態では、Core Duoよりも消費電力がやや少なくなるケースもあるという。

 Intelは8月にノートPC向けの「Core 2 Duo」プロセッサ(開発コード名「Merom」)をリリースする予定だ。Core 2 DuoはCore Duoよりも性能がよくて消費電力が少ないが、AMDのTurion 64 X2やその後継バージョンに対抗できるかどうかはわからない。

 Turion 64 X2は、発売が予定されている「Windows Vista」など64ビットのOSやソフトウェアに対応している。こうした機能はCore Duoにはないが、Core 2 Duoには搭載される予定だ。現時点で64ビットのOSやソフトウェアをパソコンで動かしているユーザーはほとんどいないが、Windows Vistaがリリースされれば、状況は変わると見られる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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