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S・バルマー氏:「グーグルはIEでの特別待遇を望んでいる」

2006/05/12 11:57
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 カリフォルニア州サンタクララ発--Googleが、Internet Explorer(IE)に関して特別待遇を望んでいるようだと、Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏が語った。

 Ballmer氏は米国時間11日、当地にあるChurchill Clubで講演を行ったが、この講演後の立ち話のなかで、IEに内蔵される検索機能のデフォルト設定に言及した。現時点では、IEを(バージョン7)にアップデートしても、検索エンジンのデフォルト設定は変わらないようになっている。「Yahooを選べば、そのままYahooがデフォルトの検索エンジンとして設定される」(Ballmer氏)

 だが、Googleはこの件に関して不満を訴えている。この苦情は、検索市場でのシェア拡大につなげるためのGoogleの偽装工作とも受け取れると、Ballmer氏は示唆した。

 Ballmer氏は、Google幹部らとの正式な話し合いは行っておらず、あくまで一般論だとした上で、「Googleは、ユーザーにこのデフォルト設定の変更を促すようにさせたいと考えている。彼らは、(選択肢となる)検索サービスプロバイダーリストの先頭に、ナンバー1プロバイダーである自社の名前が来るようにしたいのだ」と語った。

 Google共同創業者のSergey Brin氏は10日、報道陣との質疑応答のなかでMicrosoftのことに触れたが、その際に「独占」という言葉を使い、同社が特定の状況下では必ずしも正々堂々と競争していないと述べていた。

 米国時間11日にChurchill Clubで行われたイベントでは、Googleや、広告市場の成長などが話題の中心となっていた。現在インターネット広告の分野で3位に甘んじているMicrosoftは、自前の広告ネットワークを開発して、ウェブ上に大規模な市場を作り出すことで、この状況を一変させたいと考えている。同社はさらに、この取り組みを推進すべく、ソフトウェアツール類の開発や、コンテンツプロバイダーおよびオンラインストアとの提携にも取り組んでいる。

 「オンライン広告分野で良好かつ健全な競争が繰り広げられるようにしたい。全員が良好な形で競争できなくてはならない。これは何年も前から言われていたことだ」(Ballmer氏)

 同氏は、今後もすべての技術が広告付きで提供されることにはならないと述べた。Microsoftは広告付きのアプリケーションを提供することにしているが、それでも多くのユーザーは標準的なデスクトップ向けのOfficeを求めることになるという。

 「だれかに手紙を書いているところを想像して欲しい。『お母さんへ 銃規制法の内容にはがっかりしました』まで書いたところで、『銃を一丁買わない?』というポップアップ広告が表示されたらどう思うだろうか」(Ballmer氏)

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