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ストリックス、「IEEE802.11j」規格の無線LANシステムで日本市場開拓を加速

2006/01/20 10:54
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 ストリックスシステムズ(ブルース・ブラウン社長、米カリフォルニア州) は、日本での企業向け無線LAN市場に本格的に参入する。短期間で簡単にブロー ドバンドを実現できる無線の長所を生かし、企業の倉庫や工場、大学などの教 育機関、ブロードバンドが利用できない地方自治体などでの導入をすすめる方 針。

 同社が手がけるのは「メッシュ型無線LAN」と呼ばれるシステム。屋内・屋 外に同社の無線用アクセスポイント機器を設置し、機器間で通信を行うことで、 固定網を使わない無線通信網を構築する。

 周波数帯は4.9GHzまたは5.0GHz帯で、機器同士の回線に「IEEE802.11j」、利用者向けには「IEEE802.11a/b/g」の無線LAN規格で回線を提供する。通信 速度は導入するバックボーンの固定回線により異なるが、100メガビットの光 ファイバーの場合で毎秒3-20メガビットの通信が可能。

 無線機器間の通信で使う「IEEE802.11j」は、高出力で広範囲に電波を送信 できる上、NTTや東京電力など利用企業も少なく、現在無線LANでおもに使用さ れている2.4GHzとの干渉も避けられるというメリットがある。これまでは、 「総務省からの認可が必要だったが、規制緩和で届け出制になり利用しやすく なった」(新田哲也・カントリーマネージャー)ことから、同規格を採用する ことにした。すでにフェニックス・シーガイア・リゾート(宮崎県)が携帯型IP電話利用も含めてシステムを導入、KDDIも岐阜県のショッピングセンター、 カラフルスポットで使用するなど、数十社からシステムを受注している。

 ストリックスでは、価格が50-60万円程度の屋外型無線機器、15万円からの 屋内型専用無線機の販売だけでなく、通信網構築のコンサルティングなどを含 めたソリューション展開を行っていく方針。日本では、顧客開拓に向けソリト ンシステムズやピーエスアイなど5社と代理店契約を結んでいる。

 ストリックスは2000年に設立。本社は米カリフォルニア州カラバサス市で、 従業員は70人。これまでアリゾナ州チャンドラー市に全市をカバーする19Km四 方のメッシュ型無線LANシステムを導入した実績などを持つ。

ストリックスシステムズ

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