デルとマイクロソフト、中小医療機関向けIT導入推進で協業

ニューズフロント2005年03月31日 14時43分

 デルとマイクロソフトは3月31日、中小規模の医療機関向けIT導入推進事業で協業すると発表した。ウェブサイトで中小医療機関向け啓発活動を展開するほか、共同マーケティング、専用パッケージ提供などを行う。「協業により、専任IT管理者がいない中小規模の医療機関でも短期間かつ低コストで、セキュリティレベルの高いソリューションを実現可能とする」(両社)

 協業の第一弾として、デルがパッケージ製品4種類の販売を開始する。各パッケージの概要は以下の通り。

  • 「Microsoft Windows Small Business Server 2003」を搭載したサーバ「Power Edge 800」(税込み価格は13万4800円から)および「PowerEdge SC1420」(同18万9584円から)
  • 「ウィルスバスター2005インターネット セキュリティ」(トレンドマイクロ製)を搭載したデスクトップPC「OptiPlex GX280」(同11万150円から)およびノートPC「Latitude D610」(同16万6850円から)。OptiPlex GX280は指紋認証デバイス付き
  • 100万種類以上の病名/医薬品名、ICD10コードなどの各種用語/コードを収録した入力支援支援ツール「Dicapplet」(アイティーコーディネート製)
  • 医療機関専用のウェブサイト作成サービス。医院/診療所/病院検索サイトMyClinic(アイ・モバイルが運営)上に顧客機関の情報を公開する。医師と患者用のコミュニケーションツールも備えており、増患ツールとしても利用可能という

 また、デルとマイクロソフトは同日、協業の一環として、IT活用による新しい医療スタイルを提案するウェブサイト(デルマイクロソフト)を開設した。

デルのプレスリリース
マイクロソフト

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