サイボウズ新版はセキュリティ機能を強化

 グループウェアを開発するサイボウズは3月28日、グループウェアの新版「サイボウズ Office 6.5」を出荷した。同社のウェブサイトからダウンロードできる。ライセンス価格に変更はない。

 新版では新たにセキュリティ機能を強化した。具体的には、(1)情報漏えい対策として、アドレス帳からCSV(カンマ区切りテキスト)でデータを抽出する際に、抽出者のID、IPアドレス、抽出時間をサーバ側で保存するようにした。(2)サイボウズから電子メールを送信する際に、メールサーバとの間でSMTP Authenticationによるユーザー認証を実施できるようになった。

 稼動OSは、Windows NT 4.0 Server以降、Linuxカーネル2.2以降、FreeBSD 4以降、Solaris 7以降。価格はユーザー数に応じる。10ユーザーで7万9800円、50ユーザーで19万8000円、100ユーザーで38万円、200ユーザーで72万8000円。ユーザー数無制限版が138万円。

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