日本BEAシステムズは2005年7月にも、データアクセスの手続きであるメッセージを複数システム間で統合するミドルウェア「Project QuickSilver」を出荷する。価格は未定。既存システムのデータをSOA(サービス指向)に組み入れるのが狙い。3月10日と11日に開催したJava技術の展示会「Java Computing 2005 Spring」で参考出品した。
Project QuickSilverは、データベースへのアクセスやメッセージキューイング、ウェブサービスなど、異機種が用いる多様なメッセージの中継拠点なるミドルウェアである。Project QuickSilverは言うならばプロキシである。アプリケーションが他システムのデータを利用する際、Project QuickSilverを窓口にすれば、Project QuickSilverがアプリケーションになりかわって代理アクセスする。
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