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オラクルへの風当たり強まる--デュアルコアチップへのライセンスで

Matt Loney(CNET News.com) 2005/02/14 22:00

 デュアルコアプロセッサの戦略を共同で進めてきたIntelとHewlett-Packard(HP)が、自分たちの野望実現を阻む敵として、データベース最大手のオラクルに狙いを定めているようだ。

 Intelは今年第2四半期に同社初のデュアルコアプロセッサPentium Processor Extreme Editionを発売する計画を進めている。また、同社はその後サーバ用プロセッサのItaniumでも「Montecito」(開発コード名)というデュアルコアプロセッサをリリースする予定で、さらに将来は最大32のコアを搭載するマルチコア版PentiumやXeon、Itaniumを投入する計画だ。しかし、ハードウェアメーカー各社は、従来のソフトウェアライセンス販売モデルが制約となり、マルチコアプロセッサ搭載製品の売れ行きが伸び悩むのではないかとの不安を抱いている。

 1つのチップに搭載されるコアの数が増えるのに従い、ソフトウェアライセンスのコストが上昇するため、ハードウェアにかかるコストとのバランスが崩れることが問題だと、ハードウェアベンダー各社はいう。

 「おそらく最も考え方が違うのはOracleだ」と、IntelのShannon Poulin(エンタープライズマーケティング担当マネージャ)は米国時間10日に報道陣に語った。「Oracleはコア数に応じたライセンス料の課金を重視している。われわれは自分たちの考えをOracleに理解してもらおうと懸命に努力している」(Poulin)

 Itanium開発に当初から関与してきたHPには、先ごろチップ設計者250名をIntelに移籍させた経緯がある。HPのPeter Kraft(ビジネスクリティカルシステム担当ディレクター)によると、そういう同社でもOracleに対する圧力を強めているという。

 「われわれは年に2回、最重要顧客と話し合う場を設けている。こうしたミーティングは約1週間続き、IntelやOracleからも関係者が参加する。どのミーティングでも必ず、Oracle関係者に対して『いつになったらライセンス体系を変えるのか』という質問が飛び出す」(Kraft)

 Kraftは、Oracleに対する顧客企業各社の共通の要望は仮想化技術に関するものだと述べる一方で、Oracleのマルチコア戦略も懸念の元になっていると指摘する。「プロセッサはかつてのような一定の存在では無くなった。世界の状況が変わってきているなかで、Oracleもそれにあわせて変わらなくてはならない」とKraftは述べた。同氏は、Oracleがいずれライセンス方法に対する自社のアプローチを再考することになると考えている。

 しかし、Oracleはこの問題について別のとらえ方をしている。同社のJacqueline Woodsは電子メールによる声明のなかで、「われわれはデュアルコアプロセッサに関して特別な立場をとってはいない。コアはCPUと同等であり、ユーザーはすべてのコアに対するライセンス料金を支払う必要がある。そのため、デュアルコアプロセッサの場合には2つ分のライセンスを取得しなくてはならない」(Woods)

 Woodsによると、Oracleには自社のライセンス戦略を変更する計画はないという。「われわれは製品の価格を上げていない。最終的には、Oracle製ソフトウェアの売れ行きは変わらないだろう」(Woods)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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