インテリシンク、企業向けモバイルデータ同期ソフトIMS 6.0Jを発売

ニューズフロント2004年10月28日 14時39分

 インテリシンクは10月28日、企業向けのモバイル機器用データ同期プラットフォームIntellisync Mobile Suite(IMS)Ver.6.0Jの出荷を同日開始すると発表した。税別価格は、1ライセンス当たり1万9200円。50ライセンスから販売する。

 IMSは、同社が2003年9月に買収した米Synchrologicの製品。企業の社内ネットワークと携帯電話などのモバイル機器とのあいだで、データの同期や文書の一元管理/一斉配信が行える。日本語版を販売するにあたり、独自仕様の携帯電話が普及しているという国内事情に合わせ、英語版にはない独自開発の機能を搭載した。

 IMSの主な機能は以下の通り。

  • グループウェアのメールやPIMデータなどの基本データのほか、SFAやCRM、社内データベースなどさまざまな企業データに対し、モバイル機器からのリアルタイムアクセスを可能とする
  • 大企業が必要とするレベルのセキュリティと管理機能を備えており、クライアントとなるモバイル機器の紛失/盗難時には、遠隔操作で機器の初期化やロックが行える
  • 数万人規模のユーザーにサービスを提供できる

 また、インテリシンクは同日、IMSの販売およびシステム構築を手がけるパートナー向け支援プログラム「インテリシンクIMSパートナープログラム」も発表した。同プログラムを通じ、共同マーケティング/営業プログラムの展開、セールスキットの提供を行う。さらに、インテリシンク トレーニング ルームを本社内に設置し、定期的な技術セミナーの開催、エンドユーザー向け製品セミナーの共同開催も予定している。

 同プログラムには、現在4社のパートナーが参加の意向を表明しているという。2004年12月末までに、10社のパートナー獲得を目指す。

インテリシンク

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