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VMware、安全なネットワーク共有を実現する新製品を発売へ

2004/09/21 18:14
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 VMwareは、コンピュータ上で複数のオペレーティングシステム(OS)を同時に動作できるソフトウェアを開発しているが、その同社がある新製品の開発に取り組んでいる。この新製品は、企業が外部の契約先や遠隔勤務者に自社のネットワークを安全に公開できるようにするものだ。

 EMCの子会社であるVMwareは20日(米国時間)に、「Assured Computing Environment」(ACE)のテストバージョンを発表した。ACEは外部のコンピュータがWindowsの第2インスタンスを実行できるようにして、不正なコピー行為やネットワークアクセスを防ぐようにするソフトウェア。VMwareのマーケティング担当バイスプレジデント、Michael Mullanyによると、ACEは年内に出荷されるという。

 ACEのようなソフトウェアがない場合、企業はリモートユーザーや契約先にコンピュータを丸々1台提供しなければならないとMullanyは述べている。

 「ACEは、ユーザー環境を非常に基本的なレベルで完全にコントロール可能にする」(Mullany)

 ACEでは、プロプライエタリな情報が企業外部のコンピュータに流出するのを防ぐため、企業ネットワークに保管されている情報の保存や印刷に利用されるおそれのあるUSBメモリやフロッピーディスク、プリンタなどのデバイスを利用できないように設定できる。さらにACEは、企業が承認した一連のソフトウェアを外部の人間が利用できるようにして、外部のコンピュータがウイルスや他の危険なソフトウェアを企業ネットワーク内に持ち込むことを難しくしている。

 IlluminataのアナリストGordon Haffは、ACEは便利なニッチ製品となると述べている。「簡単にいうと、彼らはVMwareワークステーション技術を、これまでとは違うターゲット向けに別の用途を想定して作り直したといえる。しかしVMwareは、この製品について、それほど野心的ではないようだ。彼らは・・・新しいコンピューティングパラダイムを主張しようとはしていない」(Haff)

 Microsoftも、仮想マシンと呼ばれるソフトウェアを通じて1台のコンピュータ上で複数のOSを同時に稼動できるVirtual Server製品を提供しており、VMwareは主に同社と競合している。VMwareは、1つの仮想マシンをあるコンピュータから別のコンピュータに移動できるVMotionなどの、より高レベルなソフトウェアに発展している。

 年内に発売されるACEの価格は、コンピュータ1台あたり約100ドルとなる見込みで、当初はWindowsコンピュータ用のみが発売され、後にLinuxがサポートされる予定だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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