デル、ストレージ製品の買取りプログラムを開始、自社製品への移行促進

 デル(浜田 宏社長)は、ユーザーのTCO削減および、ミッドレンジストレージ(Dell|EMCストレージ)導入メリットを高めるため、ユーザーが現在使用しているサーバーやストレージ製品を買い取るプログラムを8月31日から開始する。

 同社では、ITインフラストラクチャのTCO削減とROIの向上を目指し、メーカー独自の技術を採用したシステムから、汎用性の高い業界標準技術を基盤にしたシステムへの移行を積極的に推進している。とくに、導入・維持費が高い従来・既存の大規模ストレージから、最新技術を採用し価格性能比に優れた中規模ストレージへの移行を図っている。

 今回の「ストレージ買取りプログラム」では、デル製および他社製の大規模ストレージから「Dell|EMC CXシリーズ」へストレージ移行するユーザーに対し、現在所有しているストレージ製品とサーバー製品を買い取ることで早期移行を促進していく。

 対象機種は、「Dell|EMC CX700」と「同 CX500」。買取り金額は、1テラバイトあたり約25万円から。上位機種では100万円から。EMC社が査定を行い、金額を決定する。買取り金額は、新規に購入するストレージおよびサーバー製品の一部に充当できるため、ユーザーは、ストレージ移行・アップグレードにかかる初期投資を抑え、投資を早期に回収・有効活用することができる。

 ストレージシステムの新規導入・移行については、デルの技術コンサルティング部門がユーザーの環境に最適なシステム構成の提案、検証、移植作業、システム管理者向けのトレーニングサービスなどを一貫して支援。デルは、同プログラムを開始することで、戦略製品である「Dell|EMCストレージ」を積極的に拡販していく考え。

デル

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