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反撃に出たサンCEO、ライバル各社をこきおろす

2004/06/30 13:03
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 サンフランシスコ発--Sun Microsystemsが赤字経営を続けるなかで、同社CEO(最高経営責任者)のScott McNealyはこれまでサンドバッグ状態になっていたが、米国時間29日に同氏は反撃のパンチを繰り出してきた。

 McNealyは、JavaOneカンファレンスで基調講演を行い、ストックオプションのコストを費用計上するよう求めた連邦議会の法案に痛烈な批判を加え、またライバル企業各社に激しい非難を浴びせた。同氏はまた、ウイルスに弱いMicrosoftのソフトウェアに対する「憤慨」を口にし、Javaを管理するJava Community Processを避けるRed Hatにジャブを浴びせ、さらにオープンソースコミュニティに対して十分な貢献がないとしてIBMを猛烈に非難した。

 Illuminataのアナリスト、Jonathan Euniceは、「Sunはけんか相手を見つけ出すのがうまい」し、それが同社の動機付けになっていると述べた。今日のような行動は、1990年代後半の成功によって見失ってしまった自分のスタイルを、いろいろな意味で取り戻したと言える。「Sunはトップに登り詰めたことで、実に粗雑で傲慢になっていた」(Eunice)

 サーバ市場全体が再び成長しているなかで、Sunは売上の減少に苦しんでおり、ライバル企業のなかには同社に時代遅れのレッテルを貼るところもあった。だが、Sunは挑戦者の立場のほうが居心地が良く、常に闘志を持ち続け、ライバル各社への攻撃を大胆にやってのけるという会社だ。

 現状の問題から立ち直るため、Sunは自社のハードウェア、ソフトウェア、サービスをサブスクリプション形式で販売する計画に着手し、またAdvanced Micro Devices(AMD)のOpteronプロセッサを採用し、さらにSparcプロセッサに関しては富士通と提携した。

 IlluminataのEuniceは、同社のこうした動きがすべて建設的なものであるとは限らないと し、その例としてJavaをめぐって公然と繰り広げられている論争が同技術のためになっていない点を挙げた。「仲間同士の争いが減ることを期待している。本当の敵はほかにいる」と同氏は述べ、Microsoftや、C、C++、Cobolなどの古いプログラミング言語に言及した。

オープンソースの大いなる憂鬱

 McNealyはIBMに激しい攻撃を加えたが、同社のCEOは以前、JavaをオープンソースソフトとしてリリースするようSunに求めたことがあった。

 「IBMこそ、自社の知的財産を開発者コミュニティに寄付することに着手して欲しい。出し惜しみせず、一気に提供することを、Sam(Palmisano)には期待する。オープンソースコミュニティ最大の貢献者に公開状を送り続けることはやめにしていただきたい」(McNealy)

 McNealyは、IBMがSunに対してJavaのオープンソース化を求めたことについて、IBMの動機は単純だと語った。「IBMはJavaに嫉妬しており、自分たちがJavaを発明・管理していたら良かったのに、と思っているはずだ。実権を奪いたくてしょうがないのだと思う」(McNealy)

 IBMはMcNealyの批判に対するコメントを控えている。

 だが、IBMにもオープンソースへの貢献の実績が全くないわけではない。数百人のLinuxプログラマーを雇用し、Apacheウェブサーバソフトを早期採用したのに加え、同社はEclipse開発ツールをオープンソースソフトウェアとして公開し、多くの企業からの支持獲得を支援している。

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