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S・バルマー、Visual Studio新ツールなどを発表--TechEdカンファレンス開幕

2004/05/25 11:43
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 サンディエゴ発--Microsoft最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmerは、当地で24日(米国時間)から始まったTechEdカンファレンスで、IT専門家ら約1万人の聴衆を前に、新たな開発ツールをいくつか発表した。

 TechEdは、開発者やネットワーク管理者など現場のIT担当者向けに、Microsoftが毎年開催しているカンファレンス。今年このオープニングを飾る基調講演を行ったBallmerは、次期Windows「Longhorn」については手短かに触れただけだった。

 Ballmerは講演のなかで、同社がVisual Studio開発ツールシリーズへの追加を計画しているVisual Studio 2005 Team Systemなど、IT部門の業務に役立つ新ツールの話題に専念した。

 Team Systemは、アプリケーション開発プロジェクトの管理や、開発結果を企業内のITシステムに統合しやすくすることを主な目的としたもの。このパッケージは、来年前半にVisual Studio 2005のリリースと共に提供される予定で、バックエンドシステムの説明や環境への新アプリケーション導入管理を行なうためのモデリングツールなどが含むことになる。

 Ballmerは、この製品を利用することで、開発者や管理者、テスター、IT管理者はさらに効率的に協力できるようになるとし、この製品がMicrosoftの新テーマ「do more with less」(より少ない労力で多くを行なう)を象徴していると述べた。

 「企業のIT部門にいる人々にとっては、これこそまさに(Microsoftのシステム管理プログラム)Dynamic Systems Initiativeの前面に立つものだ。ソフトウェアは、開発のみならず運用の視点からも捉えられるようになる」(Ballmer)

 このモデリングツールは、従来「Whitehorse」と呼ばれていたもので、IT担当者がグラフィック表示された企業ネットワーク内のさまざまなプロセスを、簡単に組み合わせてみられる仕組みになっている。その結果、開発者は従来のような試行錯誤のテスト作業を行なわなくとも、新しいアプリケーションを実際に導入する前にそれが社内のネットワークインフラと完全に互換性があるかどうかを確認できるようになる、とVisual Studio Enterprise Tools担当のゼネラルマネージャーRick LaPlanteは説明している。

 「失敗が起こる最大のポイントはシステム構成だ。このツールを使えば、そうしたコンフィギュレーションのマッチングができる」と、LaPlanteはBallmerの講演後に行われたインタビューのなかで語った。

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